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ロボット掃除機×猫で生まれた意外な盲点

2020.09.25

猫と暮らす以上過信禁物!ロボット掃除機が招いた悲劇の実態…

今の時代、オートメーションでいろんな作業が時短できるようになっている。
自動食器洗い機を見たときは「革命だ!」と思ったし、洗濯から乾燥まで出来るドラム式の洗濯機を見たときも驚いた。

掃除をする場合にも、自動化の波はとっくに押し寄せて、すでに浸透している。

ルンバなどに代表されるロボット掃除機は、その機能を最大限活用するために、そもそも部屋を片付けておかなくてはならないことも含め、素晴らしい効果を発揮している。

特にペットと暮らしていると、必ず被毛が埃になるので掃除は本当に毎日やるべきだ。掃除好きにとっては苦痛ではないが、そうじゃない人たちにとっては、ロボット掃除機は欠かせないパートナーになりうるだろう。

ところが。
ところがである。
時としてそのロボット掃除機が、ペットと暮らす飼い主さんに牙剥くこともあるのだ……。

帰宅即脱力…床一面にうんちが!

この手の掃除機の特性上、床の上に落ちているゴミを吸塵するという機能を生かした掃除を行う。

年々そのスペックは高くなっているので、最近のモデルだと本当に微細なゴミも残らず綺麗に取り除く。

だけど、落ちている物によっては悲劇を生む。

以前、ロボット掃除機を稼働させたまま買い物に出たことがあった。
そして帰宅すると、家の中が非常に臭い。猫の出したてうんちの匂いが充満していた。

視線を下に向けると、そこにはうんちを巻き込みながら茶色い航跡を描きつつ爆進する掃除機。

恐らく、飼い猫がトイレでうんちをしたものの、キレが悪くて床に落ちてしまったものを、ロボット掃除機がゴミと認識して掃除しようとして、ずっと押し出し状態で駆けずりまわっていたのだろう。

うんちを巻き込もうと懸命に動く悲しき掃除機の後ろを、航跡を踏まないように追いかけるのは、なかなか大変だった(笑)。

仰天、猫の吐しゃ物を…

ロボット掃除機が誤って巻き込んでしまうものは、上記だけではない。
猫と言えば嘔吐。とにかく猫は吐き戻す頻度が高い。

あるとき、猫草をたんまり食べた飼い猫が、床の上にゲーッと吐き戻した。

ご存じの方も多いと思うが、猫は二度に分けて吐き戻すことが多い。
で、吐き戻された猫草を掃除していると、背後でまたしても猫が吐き戻している音がする。

「あ、やっぱり二度吐いたな」と思って振り返ると。
そこに偶然動いていたロボット掃除機が突進し、そのまま吐しゃ物を巻き込んでしまった。

「またかよ」と思いながら、このときも半泣きでロボット掃除機を追いかけたものである。

こういうことは、猫を飼っていて、なおかつロボット掃除機を活用している世帯では、決してあり得ない話ではないはずだ。
多分僕以外にも経験者は結構いるはず。

おわりに

ロボット掃除機を使って日常的に掃除をラクに実践する人は多い。

ただ、猫を飼っている人がこれらを導入すると、うんちや嘔吐物を掃除機が勝手にゴミと判断して巻き込み、地獄絵図になっちゃうということがないとは言い切れない。

ウチみたいな惨事は、誰の家にも起きる可能性があるのだ。
やっぱり掃除は自力で掃除機抱えてやるのがいいのかもしれない。

一方でこのところデビューした新型のロボット掃除機の中には、うんちを障害物と認識して回避するモデルもあるという。

米国メーカーの製品なので購入の場合は家電店ではなく通販メインで入手する必要が出てくるが、興味のある方は検索してみてほしい。

僕も気になってるけど、現在日本円で8万円オーバーとちょっと高いから様子見だ。

文/松本ミゾレ

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