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気位が高く、気難しいヤツだらけ?白猫の性格、特徴をまとめてみた

2020.04.08

気位が高く、気難しいヤツだらけ?白猫の性格、特徴をまとめてみた

世の中には、実にいろいろな性格をした猫がいる。

そしてその性格は、毛色によって若干似通う部分があるのだ。

たとえば黒猫や茶トラ猫は比較的人馴れしやすく穏やかな性質の猫が多い。

これは飼い猫であっても、野良猫であっても同じことが言える。もちろんすべての黒猫、茶トラ猫がそうであるとは断言はできない。

虐待を受けたり、過酷な環境で暮らしているという場合は、性質も険しくなってしまうので……。

ただまあ、大まかに書くと、これらの毛色の猫ってやっぱり人馴れしやすいのが特徴の一つなのだ。

逆に人馴れしにくい猫についても触れておきたいのだが、その代表例としてすぐに挙がるのは白猫たちである。

彼らはどういう性格と特徴を持っていて、そしてなぜ人馴れしにくいのか。

今回はこれについて語っていきたい。

白猫の特徴は「神経質」!性格も気難しい個体が多い…

長毛の白猫

白猫の特徴、それはなんと言っても美しいシルクのような艶のある毛並みだろう。

大事に飼いこんでみると非常に魅力的な猫である。

また、白猫は青い目やオッドアイの個体も比較的多いため、毛並みだけでなく瞳の美しさもよく知られているところだ。

さまざまな品種に白い被毛の猫は誕生するが、いずれも他の毛色の猫にはない気品を感じさせてくれる。

その一方で性格面では、何かと面倒が多いのも特徴の一つである。

結構な数の白猫は神経質であるということは第一に挙げるべきだろう。

ちょっとした環境の変化も目ざとく察知し、警戒心を抱く猫が多く、気性も荒めの個体は少なくない。

多頭飼育してみると特に分かるが、茶トラや黒猫に比べても、白猫ってかなり気難しい個体は目立つ。

さらに地域猫のコミュニティでもしばしば白猫は見かけるが、ベタ馴れしている猫だらけであっても、白猫だけは人間に若干の距離を置きたがるということも珍しくはない。

白猫の性格面の一番の特徴は、この警戒心と神経質な気性にあると言ってもいいだろう。

白猫の特徴が神経質な理由、そういう性格になってしまう原因は?

白猫の子猫

では何故、白猫たちの性格は気難しい傾向にあるのだろうか。

これについては、彼らの被毛に原因があるという説はよく知られている。

ご存知のように、白はよく目立つ。

屋外で白い被毛をしている動物は、それだけ多くの人の目にも留まりやすいが、人以外からも何かと注目されがちなのだ。

白猫にしてみれば、自分の被毛が目立つせいで他の猫に攻撃されたり、あるいは猫を捕食する天敵にも視認されやすいというデメリットが常にあるようなもの。

日本では猫を襲うほどの動物はそう多くないが、たとえば猫と同じ外来種のアライグマはしばしば猫を襲って食べてしまう。

白猫はそういった天敵に見つかりやすい毛色をしているため、彼らは自衛のために神経質で、かつ攻撃的な性格になりやすいというわけだ。

また、日本の場合でも子猫がカラスに襲われることは珍しくないが、白猫はよく目立つため、子猫の頃から他の毛色の個体に比べると何かと危険と直面しやすい。

そういったこともあって、白猫の性格は粗暴という特徴が成り立ってしまうというのである。

我が家でも白猫はいるが、まだ目も開かないうちから保護して危険もない環境で育ててもうすぐ5年。

しかしそういう安心できる状態で飼育したのに、性格面ではやはりどこか荒っぽく、同居猫に比べても神経質である。これはもう、持って生まれた白猫の気性なんだろう。

白猫の性格、特徴を知れば最高の関係を築くことも可能!

あくびする白猫

と、ここまでともすれば白猫のことを気難しい猫扱いしているとも捉えられかねないことばかり書いてきた。

が、実際に白猫と暮らしてみると決してそれだけではなく、良い性質も秘めていることに気付く。

白猫の多くは警戒心が強いうえに、知らない人に対してもほとんど愛想を振りまくことはない。

だけど、飼い主と飼い猫という関係になって毎日一緒にいることで、その関係性の密度は高まり、いくら性格が難しい白猫とはいえ、しっかりと懐いてくれるのだ。

そしてそれは、たとえば飼い主以外の膝には決して乗らないぐらいに飼い主のことを信用してくれたり。

たとえば他の人が撫でるだけで唸り声をあげるのに、飼い主にだけはゴロゴロと喉を鳴らしながら甘えてくれたり。
飼い主だけは特別扱いをするという具合に、信頼を行動で見せてくれるという特徴を見せてくれるようになる。

これこそ飼い主冥利に尽きるって話ではないか。

我が家の白猫なんて、夜中に寝ていると2時間おきに布団の上に登ってきて撫でてもらいたがる。

睡眠妨害ではあるが、これが飼い主としては嬉しくてたまらない。

このような、飼い主だけをとにかく特別扱いしてくれる性格もあるというのが、白猫の素晴らしいポイントと言えるわけである。

もっとも、いくら性格が荒く、警戒心も強めの白猫たちとは言え、さすがに年齢を重ねるとだいぶ丸くなってくれる。

7歳か8歳ぐらいになると特徴的な気難しさはだんだん薄れていき、温厚な猫への少しずつ変化してくれる場合だってあるのだ。

まあ、たまに最後まで荒っぽいままの白猫もいるけど……それはそれでかわいいので許してあげよう!

文/松本ミゾレ

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