初夢に犬を見れば最高!だけど、猫を見たときは要注意…?
2020年。令和2年がスタートした。
新年と言えば、誰ともなく一度は話題にしがちなのが“初夢”に関する話である。
僕も例に漏れず、自分が見た初夢の話を披露したいんだけど、非常に嫌〜な感じだった。なんだかタバコ臭くて汚い身なりの、初老の男性と怒鳴り合い、つかみ合いをしていたのだから。
目が覚めておもわずゲッソリしてしまった。とんだ初夢だ。
さて、この初夢に動物が出ると、ほとんどの場合は縁起物だということは、みなさんもご存知だろう。なにせ一富士二鷹三茄子という言葉もあるが、鷹は吉兆の代名詞なのだから。
他にもその年の干支が初夢に出ればその一年は最高の運気が得られる、なんて話もある。
では、他にどんな動物を夢に見ると縁起が良いのか。これも気になるところだが、今回は私たちになじみの深い、犬と猫。この双方を初夢で見たらどうなるのかについて掘り下げて紹介していきたい。
初夢に犬!これは大体吉兆なので安心!
まずは私たちにとって欠かせない相棒その1! 犬が初夢に登場した場合の話から。
先ほど「干支が初夢に出れば最高」とも書いたように、干支にノミネートされている犬の場合はそもそもラッキーアニマル。
たとえ戌年でなくても、とにかく犬が出てくれるだけで、その一年はまずまず安泰に過ごせるとされている。
されている、とエラそうに書いたが、これは別に僕が調べたわけではなく、たまたま先日カウンターで隣り同士になった占い師のおばさんが教えてくれた話の受け売りである。
受け売り話をさぞ自分が放つ知識みたいに書いてて恥ずかしい限りだが、聞いた手前。忘れる前にみなさんにもご披露したかったのだ……。
まあとにかく、犬はその明るいイメージそのものの恩恵を示し、初夢で登場しても文句なしに最高の運気を示唆してくれるということだ。
猫が初夢に…という場合は要注意?
さて、今度は猫である。
僕も大好きな猫。素晴らしいルックスの猫。さぞ初夢で猫に会えたら幸せなことがありそうだと個人的には思うところなんだけど、さにあらず。
猫が初夢に登場した場合は犬と違って、その一年なにかと苦労が多いという示唆になるのだそうで……これには残念な気持ちになってしまう。
猫が出る夢の意味合いって、普段は割と「恋の予感」とか「子宝の示唆」みたいなものもあるのだ。しかし、こと初夢ともなると、猫=悪い意味合いの夢となってしまい、僕のような猫好きは、なんか不公平感を味わってしまう限りで。
でもまあ、そう昔から言われてきたのであれば凹んでも仕方がない。
猫が初夢に出て来たら、その一年間は気を引き締めて暮らすべきだと考える方向に頭をシフトさせればいいだけだ。
おわりに
犬と猫がそれぞれ初夢に登場すると、前者は吉兆、後者は不吉な一年の暗示となる。これが今回のコラムを一行でまとめた結果である。
先ほども触れたけど、初夢以外の猫夢は、どちらかと言えば吉兆であることが多い。
あくまで初夢で猫を見ちゃうのがダメなのだ。
猫についてはとりあえず初夢で見ない方がいいので、お正月の就寝前は、できるだけ犬のことを考えて眠りに就こう!
文/松本ミゾレ