猫の留守番、何日間が限界?獣医師に聞いた。
クリスマスや正月と何かと家を留守にする機会が増える12月。
愛猫と一緒に旅行をすることができればよいのですが、いまだにペットフレンドリーの宿は少なく、実家に連れて帰りにくいという人もいるでしょう。そんな時、何日ぐらい猫だけで留守番をさせることができるのでしょうか?
獣医さんに聞くと・・・
我が家の担当獣医によると「エサ、水、トイレの砂を十分用意しておけば、通常2泊は大丈夫。ただし、数匹猫を飼っており、あまり寂しさを感じない環境、トイレが自動でクリーンナップするもの、水が循環するものなど設備が整っているのならもう1泊ほど伸ばしてもよいでしょう」との答えが返ってきました。
我が家は毎年仕事が忙しい時期、夫婦共々家を空けることが増え、猫を留守番させることがあります。そんなときに重宝している便利グッズは・・・・。
1.全自動猫トイレ
2匹猫を飼っている我が家では、1日だけでもトイレにたくさんの排泄物が溜まってしまいます。昔は1泊以上するときは2つのトイレを置いていたのですが、今は自動でクリーニングしてくれる全自動猫トイレを活用。実はコレは2代目で、1代目の全自動トイレは円形で自動でゆっくり周るものでしたが、小さく買ったその日におデブな2匹が乗り重量オーバー。自動で動かなくなり、1代目は1日の命でした。その後、大きいモノを探して、たどり着いたのが現在の2代目全自動猫トイレです。
これは、センサーがついており、猫がトイレに入った後20分後に自動で掃除してくれる優れもの。現在3年ほど使っていますが、壊れることなく動いています。ただし、掃除するときの音が結構うるさいこと、掃除するときにきれいな砂も結構一緒に掃除するので、砂がもったいないこともあり、家にいるときは電源をOFFにして、仕事に行くときや長期留守の時に電源をONにしています。
2.見守りカメラ
留守中に部屋の中が見れる見守りカメラ。現在使用しているのは「猫用」で、遠隔で猫にしゃべりかけることができ、レーザーポイントを動かして猫と遊ぶことも可能です。広角カメラで180度の映し出すことができ、これがあれば「猫がちゃんと元気にしているか?ご飯を食べているか?」など家にいなくともチェック可能。また、動画を録画する機能もあり留守中にもし空き巣など入られたときにも役立ちます。四角いコンパクトなサイズでどこでも設置できる点も◎。
3.給水機
留守番中、一番なくなって困るモノが水です。猫はときに走り回り、水のボールを倒すことも。我が家では、水場を3~4カ所作っていますが、その一つはフィルター付きの水が循環する給水機を設置しています。これにより数日間水を入れ替えなくとも、きれいな水を供給できます。
このほかにも、留守中に猫が楽しめるようにキャットタワーを設置したり、猫が遊べる環境を整えてください。また、クリスマスシーズンは飾用のコードや、猫に毒なポインセチアの葉などを置いてある家も多いので、留守にする前は家の中の猫にとって危険なモノを取り除いておくことも大切です。
文/舟津カナ