オール100均で「子猫のケージ」を作ってみた!
「ケージ必要派」か「不要派」か、迎えてみるまでわからない
わが家の猫は初代も二代目も保護猫だったのですが、初代の子はいたずらと拾い食いがひどく、夜間や留守中は(ケガや誤食予防に)ケージが絶対に必要でした。ところが二代目の猫は、ケージ無しでも全く問題ナシ。ということで、三階建てで場所をとっていたこともあり、二代目になってすぐにケージは廃棄したんです(結構高かったので無念でしたが)。
友人のデザイナー、TSUNさんは子猫を迎える時、ブリーダーさんから「子猫時代だけでも、夜寝る時はケージ入れたほうがいい」とアドバイスをされていたのですが、「買ったけど、結局使わなかった」という人の声も多く聞いて、迷ったそうです。
そこでTSUNさんが思いついたのが、「全部100均で手作りしたら、いらなかった場合に簡単に撤去できるし捨てても惜しくない」ということ。
そのケージが、ご覧のとおり市販のものよりすっきりしたデザインで、よけいな色みがない分、インテリアの邪魔にならず、不要になった時はバラして平たくコンパクトに収納でき、再利用も可能。あまりに素晴らしいので、作り方をざっくりとお聞きしました。意外に簡単でびっくりしますよ!
材料はオール100均!
材料は全て100均の「キャンドウ」で購入。
*ケージ本体用:ワイヤーネットBタイプ12枚
*中段用ワイヤーネットAタイプ1枚
*結束バンド(120本入り1つ)
*フロアマット8枚
*突っ張り棒2本
材料費トータル:2,400円。
作り方は超簡単!
作り方は基本的に、ワイヤーフレームを結束バンドで組み立てていくだけ。
扉の開閉はクリップで。
スペースを節約するために、上開きにしたそうです。
1kg弱の子猫用とはいえ、猫が飛び乗る2階部分は結束バンドだけでは強度が不安なため、突っ張り棒を活用して補強しています(2本のトータル対荷重2キロ)。
2階部分にフロアマットを敷いて完成。ちなみに、2階部分の猫のベッド、1階部分の食器も100均だそうです(爪とぎのみ別途購入)。
※ざざっと紹介しましたが、サイズや詳しい作り方や注意点はTSUNさんのブログ「ウチブログ」の「猫のケージを手作り。100均のワイヤーネットで簡単にDIYする方法」(https://kries.jp/uchiblog/cat-cage-diy)をご覧ください。
さて、TSUNさんの愛猫・ぐーちゃんは、このハンドメイド・ケージを気に入ってくれたのでしょうか…?答えは下の動画に。
夜、猫がケージに入るまでの様子[ぐう32]
取材・文/桑原恵美子
取材協力/TSUN
関連サイト/
ウチブログ/猫との暮らし
https://kries.jp/uchiblog/category/cat
YouTubeぐうちゃんねる