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たすけてあげられなくて…ごめんよ。ある犬のおはなし~殺処分ゼロを願って~

2019.08.16

「ある犬のおはなし~殺処分ゼロを願って~」
私たちが知るべき現実と、向かうべき未来

「殺処分」この言葉を聞いて、あなたはどう思うだろうか。日本における殺処分数は減ってはいるものの完全に0ではない。それでも少しずつ少しずつ、殺処分ゼロを目指したり、達成したりしている自治体も増えている。もちろん問題の根本解決は殺処分ゼロだけではなく、すべての犬や猫たちが愛されずに亡くなっていくことのない世界、人間と同じように命を大切にし、犬も猫もそして他の動物もすべてが平和に共存できる社会、それが目的だろう。それを目指して、多くの団体や自治体が動かれているのには本当に頭が下がる思いだ。

その反面、まだ多くの場所で殺処分が行われているという現実がある。殺処分とは「殺して処分する」と書く。処分されて良い命とは?そんなことなどあって良いはずはない。人間の勝手で可愛がり、そして勝手に捨てられる命などあって良いはずはないのだ。

「ある犬のおはなし~殺処分ゼロを願って~(作・絵kaisei氏)」という本を読んだことがあるだろうか。kaisei氏が多くの人に現実を知ってもらい、殺処分がゼロになることを願って書いた本である。この話を読んで、あなたはどう感じるだろうか。私は言葉では表せない憤り、悲しみを感じた。そして同時に自分の愛犬を抱きしめ、生涯ずっと愛することを再度誓った。

「殺処分をゼロにする。」そのためには、多くの人たちにこのような気持ちを芽生えさせることが大切なのではないだろうか。

そして、「私たち一人ひとりが、命というものを本当の意味で理解すること」が、殺処分をゼロにし、犬や猫、そして多種動物たちと人間が平和に共存できる社会となるための第一歩となるのではないだろうか。何よりも、こうした悲しみは「我々人間の選択で減らすこと、無くすことが出来る」のだ。それを人間である我々が今、気づいて行動していかなければならないのではないだろうか。

それを気づかせてくれるこの「ある犬のおはなし~殺処分ゼロを願って~」。ここに著者であるkaisei氏から、そのお話を掲載させていただくことのご快諾をいただいた。kaisei氏は、「多くの人たちに、このような悲しい命がたくさんあるということ、そしてそれは私たちが生み出している悲しみだということを知ってもらいたい。」と力強いメッセージをこめてこのお話を書いたのだ。ホームページ「ある犬のおはなし」では、このおはなしの手作り冊子を無料でダウンロード出来るようになっている他、電子書籍、動画等もシェアできるようになっている。是非、一人でも多くの方に読んでもらい、そして一人でも多くの人たちにシェアしてもらえたらと思う。

書籍が良いという方は、Amazonから購入が可能だ。

一人でも多くの人がこの現実と命の大切さを知り、家族となった愛犬・愛猫を最後の最期まで責任をもって愛し続けることを切に願う。そして、愛犬・愛猫をもう一度しっかりと抱きしめ、約束して欲しい。「最後の最期までずっと一緒」だと。このお話の最後、魂となった主人公の犬は喜んで自分の愛する家族のもとへと帰る。その時に見た人間家族の姿、それをあなたはどう感じるであろうか。

 

https://youtu.be/qds6VLvwsmQ

文/織田 浩次

協力/kaisei氏

ある犬のおはなし
ある犬のおはなし:動画

文/織田 浩次

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