黒犬の飼い主が切実に伝えたい「黒犬の魅力」
「ブラックドッグ・シンドローム」という言葉をご存知だろうか?
主に海外で使用されている「黒い犬」を敬遠する差別用語である。
以前、黒猫は縁起が悪い…?という記事を執筆した時に、「それなら黒犬はどうなんだ?」と調べた時にこの言葉を偶然に見つけた。調べてみると、古くの西洋やエジプトなどでは黒い犬は「悪魔の使い」と言われていたらしい。現在もアメリカや台湾では黒い犬を不吉だと思っている人も多いのだとか。当然、「黒犬を飼っていると不幸になる」という科学的根拠は一切ない。
ちなみに、私自身黒犬を飼っており、このような迷信が未だに一部の人が信じているのはとても残念なことに思っている…!そこで、今回は黒犬の人気を今以上に高め、迷信そのもの消し去るために、「黒犬の魅力」をご紹介したいと思う。
黒犬の飼い主が切実に伝えたい…黒犬の魅力‼︎
クールで上品な雰囲気
まさしく「黒」はクールビューティーという言葉にふさわしい。その場にいるだけで上品で洗練された印象を周囲に与える。実際、黒色の心理的効果は「高級感」「強さ」「権力」と言われており、見る者を一瞬で虜にする魔性の力を持っているのである。
頭が良い(個人的な見解)
「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、黒犬を飼っていると不思議と黒犬を飼っている人が集まってくる。これは黒犬に限らず、「愛犬家あるある」だが…。身近にいる飼い主の黒犬を見てみると、本当に賢い。「おすわり」「待て」「伏せ」はもちろんのこと、見たこともない高等技術の芸を持っている犬が多いように感じる。
涙焼けが目立たない
簡単に説明すると、目の周りが黒ずんでしまうのが「涙焼け」。短頭種やトイ種によく見られると言われている。生まれつき「涙焼け」が目立たない、とってもお得なカラー…それが黒色である!
闇に紛れることができる
これは我が家の愛犬。「何か視線が感じるな…」と思い後ろを振り返ると、奴がドアの奥からジッとこちらを睨んでいたのである。少し暗い部屋の中だと本当に気がつかない!何か隠れなければならない場面に出くわした時には力を発揮するはず…そんな場面は滅多にないと思うが笑
哀愁が漂い、抱きしめたくなる
彼らはいつも哀愁を漂わせているように感じる。おやつやおもちゃなど、何も求めていないのに何かを与えたくなってしまうのである。おそらく、私の飼い犬の場合「こいつ、かまってちゃんだな」と思われていることは間違いないだろう。
後半は黒犬の魅力というよりも、ただの愛犬自慢のようになってしまったが、魅力はまだまだ伝えきれないほど沢山ある。今後、犬を飼う予定のある方はぜひ、「黒犬」を選択肢の中に入れていただきたいと思う。
文/イノウエカズキ