「うちの黒猫、白いパンツをはいているんです!」と自慢する黒猫の飼い主さん、近くにいませんか? 黒猫だけでなく、猫ってお腹が白い子が多いですよね? そこで、猫のお腹は何で白いのか調べることにしました。
お腹が白いのには理由があった!
猫だけでなく、ほとんどの脊椎動物は、背中側の色が濃くてお腹に行くにつれて色が薄くなる傾向にあるそうなんです。これって、自然界で敵から身を守るための保護色の一種なのだそう。
真上から太陽に照らされると背中側は明るくて、お腹側は暗い影になりますよね。それを打ち消すために背中側がダークトーンのカラーでお腹がライトトーンカラーにすれば立体感が出にくくなって、周囲と溶け込みやすくなるそうなんです。
また、他の説としては、背中の色を濃くすることで、有害な紫外線から体を守るという意味もあるのだそうです。だから、背中は白くてお腹は黒いという猫は存在しないと言われているそうなんです。見慣れた猫の毛の色にもきちんと理由があったんですね!
※この記事は各方面の情報集約はもちろんですが、私、猫オーナーとしての親バカ、猫バカな個人的視点も含まれております。ご了承ください。
文/佐藤玲美