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本気か遊びか、どっち?猫のケンカとじゃれ合いの境界線

2022.03.30

【殿堂入り記事】ケンカとじゃれ合いの境界線

猫の多頭飼いをしている家庭でよく見られる猫同士のケンカ。仲良くくっついて寝ていたと思ったら、急に追いかけっこが始まって、取っ組み合いのけんかに突入なんてことも。あまりの勢いに仲裁に入りたくなることもありますよね。また、けがをしてしまわないかも心配です。

これって本気のケンカなのか、仲良し同士のじゃれ合いなのか飼い主として知っておきたいところです。そこで、ケンカとじゃれ合いの見分け方を調べてみました。

室内飼いの場合はほとんどがじゃれあい!

唸りあっている声や飛びかかって首を噛んだり、爪で引っかいたりと、はたから見ていると、かなりのスパークっぷりで飼い主としては、ついつい止めたくなります。

けれど飼い猫は本気のケンカをすることがほとんどないのだそう。食べ物に不自由しない飼い猫は餌の取り合いで本気のケンカに発展することもなく、避妊や去勢をした猫の場合は発情期の異性の取り合いもありません。ただ、縄張り(テリトリー)争いや、社会的優劣の確認行為をする習性が本能の中に残っているため、たまにじゃれあうことで猫としての本能を発散させているのだそうです。

ただ、完全室内飼いではなく、外にお出かけする猫の場合は、外猫たちの縄張り争いや異性の取り合いによる本気のケンカに巻き込まれることもあるそうです。けがを負って帰ってくることもあるので、飼い主としては注意が必要です。

本気のケンカは、威嚇の鳴き声がシャーッという声からウゥーッという低い声に変わり、どちらか一方の猫が耳を寝かせて、降参の合図を出しているのにもかかわらず、もう一方が戦闘を仕掛けている場合なのだそう。じゃれ合いの場合は、一方が飽きたら執拗に追い掛け回すことはないそうです。

じゃれ合いがエスカレートしたときの対処法

室内飼いの猫のじゃれ合いは猫にとってのストレス発散。なので、あまり飼い主が仲裁に入らないほうがよいとされており、放置しておけば、勝手にやめるそうです。ただ、あまりにも目に余る場合は、霧吹きなどで水をスプレーしたり、大きな音を出して注意をそらしたりするのがよいそうです。

また、じゃれ合いを止めようと、手を出すのはNGだそう。猫が興奮状態にあると、かなり強くひっかかれたり噛みつかれたりすることもあり、大惨事になりかねません。あくまでも、水や音を使って、注意をそらすのがよいそうです。

じゃれ合いの回数を減らすには?

じゃれ合いだから放置しておいていいと言われても、やっぱり回数だけでも減らしたいですよね。じゃれ合いを減らす方法は攻撃衝動を和らげる効果のある去勢・避妊が大切だそうです。また、多頭飼いの猫それぞれが安心してくつろげるスペースを、それぞれのために確保してあげる工夫も効果的だそう。

例えば、キャットタワーや、猫も登れる高い棚などを置いて、猫が安心できる場所を提供したり、おもちゃなどで、相手の猫にではなく、おもちゃに攻撃性をシフトチェンジさせる方法などがおすすめだそうです。また、こまめに爪切りをすることで大きなけがも防げますね。

万が一、猫が傷を負った場合は、獣医師さんに相談しましょうね。

文/佐藤玲美

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