名前の由来は狩猟犬時代からきています
プードルにはスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイという4サイズがあり、日本では特にトイプードルの人気が高く、街で見かける機会も多い犬種の1つとなっています。
現在では小さくてかわいい印象の強いプードルですが、昔は大型サイズが主流で、水辺での猟を得意とする狩猟犬として大活躍していました。
プードルという名前も、ドイツ語で”水中でバシャバシャ音を立てる”という意味の「プーデル」が由来と言われています。
プードルのショードッグとしての正式なスタイルの1つである「コンチネンタル・クリップ」は、プードルが主に湖などに落ちた鳥を拾ってくる狩猟犬だったことから生まれたスタイルです。
泳ぐのに邪魔になる顔や身体の毛をカットし、心臓や体温の低下を防ぐために腕や足の毛は残すことで狩猟犬として働きやすくするためのものでした。
かわいいプードルにも、勇ましい時代があったんですね。
文/大原絵理香