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ペットと泊まれる宿の料理がすごい!【わんこと行くクルマ旅 特別編】

2017.04.21

青山尚暉のわんこと行くクルマ旅

特別編 ペットと泊まれる宿の食事はもはや高級レストラン・料亭並み?


レジーナリゾート富士のダイニングルームは落ち着いた大人の雰囲気

今から30年ほど前、まだペットと泊まれる宿は数えるほどしかありませんでした。当時の愛犬、ゴールデンレトリーバーのナナと始めて訪れたのは千葉のペットと泊まれるペンションでしたが、お部屋はともかく、朝夜の食事にがっかりしたものでした。これならカミサンがつくった料理の方がよっぽど美味しい・・・そんなレベルだったのです。

旅の大きな楽しみのひとつがグルメだとすれば、それはもうがっかりでした

わが家が総出で2004年からペットと泊まれる宿の覆面調査「わんわんミシュラン」を開始し、ペットと泊まれる宿の真実、宿そのもの、料理の評価を8年間に渡り、伝え続けてきたのはそうした経験があったからです。


筆者がかつて8年間連載していたわんわんミシュラン

しかし今は違います。ペットと泊まれる宿の高級化がすすみ、一流レストラン、料亭から引き抜いた専任シェフ、料理長のいる東京の高級店に匹敵する大人の雰囲気漂うレストランでのハイグレードなフルコース料理を、紀尾井町の料亭を彷彿させる懐石料理の部屋食を客室のダイニングルームで提供してくれるような宿さえあるのです。


レジーナリゾート富士の懐石料理の一例


レジーナリゾート伊豆無鄰は一部仲居さんによる部屋食

洋食を提供するペットと泊まれる宿ではイタリアン、フレンチ、自然派料理が主流。ペットと泊まれる高級旅館ではおばんざい、お部屋での贅沢極まる懐石料理を堪能することもできます。シャンペン、ワインとともに、ディナーの所要時間、2~2・5時間なんていうところもあるぐらいなのです。コテージタイプの宿ではテラスでのBBQを楽しめるところもあり、レストランでほかのワンコといっしょになるのが苦手な犬もこれなら安心。家族みんなでアウトドア感覚の食事を楽しめるでしょう。


窓から那須の緑一望のフォレストヒルズ那須のダイニング


凛香富士山中湖リゾートのダイニングは一流レストランの趣


ホテルフォレストヒルズ那須ではお部屋でBBQも(写真はイメージ)

これは個人的な意見ですが、夕食と翌朝食のレベルのバランスも大事だと思っています。夕食は豪華で美味しかったのに、朝食はシンプルすぎてもの足りない・・・そんな経験もあるわけです。朝食は1日の始まり。いかに幸せな気分にさせてくれるか、それが評価の決め手だと思っています。


ホテル四季の蔵の幸せになれる絶品朝食


レジーナリゾート伊豆無鄰の和朝食


ホテルフォレストヒルズ那須の朝食はテラスでもいただける

もちろん、愛犬用の食事が用意されている宿がほとんどで、飼い主だけが美味しい思いをしている・・・なんてことはありません。極めつけは愛犬用ビュッフェでしょう。食べ過ぎには注意ですが・・・。


凛香富士山中湖リゾートではわんこビュッフェも(値段は夕朝2食分)


レストランでは犬もおしゃれして

つまり、ペットと泊まれる宿によっては、「一流レストランに愛犬と食事に出かける」という、普通はありえないシチュエーションが叶うのです。わが家では、ですから飼い主も犬もちょっぴりおしゃれしてディナーに望みます。ホテル四季の蔵のように、連泊した場合、1日目はイタリアン、2日目は割烹料理・・・と、和洋食を楽しめる宿もあるぐらいです。


ホテルフォレストヒルズ那須のレストランにて

それでは、マリアたちと訪れた、美食家をも満足させるペットと泊まれる宿の料理の一例を紹介しましょう。「えっ、これがペットと泊まれる宿のレストランなの!?ペットと泊まれる宿のお料理なの!?と驚くかも知れません・・・。

●レジーナリゾート富士










●凛香富士山中湖リゾート









●ホテル四季の蔵 リストランテ・オッキドーロ



●レジーナリゾート軽井沢御影用水








●ホテルフォレストヒルズ那須 レストランマヨール







●板室別邸






いかがでしょうか。これが今、先端をいくペットと泊まれる宿のレストラン、料理なのです。もはや街の高級レストラン、高級料亭並みと言っても過言ではありません。飼い主や愛犬の記念日であれば、ケーキなどを別料金で用意してくれるのは当然。

わが家も夫婦の記念日、愛犬の記念日にはラブラドールレトリーバーのマリアとジャックラッセルのララとともに“わんこと行くクルマ旅”を楽しみ、ペットと泊まれる宿でディナーを味わうことにしています。むしろそのほうがリーズナブルで!? 帰りの心配(お酒を飲んで酔っぱらってもすぐそばのお部屋に戻るだけ)、もちろん家に残してきた愛犬の心配も無用だからです!


昨年の誕生日旅行は凛香富士山中湖リゾートで


レストランでは無駄吠えせずいい子で過ごすんだよby ララ


文/青山尚暉(あおやま・なおき)

ドッグライフプロデューサー、モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。90年代にペットと泊まれる宿の覆面調査「わんわんミシュラン」を8年間連載。愛犬とのドライブ、ドッグフレンドリーカー選び、ペットと泊まれる宿に関する業界第一人者。Web、専門誌、一般誌、ムック、ラジオ番組などで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言中。現在、ラブラドールレトリーバーのマリアと、ジャックラッセルのララ(どちらもレスキュー犬)と暮らしている。小学館PETomorrowでは「わんこと行くクルマ旅」「今月のドッグフレンドリーカー」などの連載記事を担当。小学館ブックピープル、愛犬と行く旅、ONE BRAND(現在休刊)、レスポンス、カートップなどでも愛犬とのライフスタイル、ドライブ旅行、ペットと泊まれるホテル関連の記事を連載、展開中。インターペット2017では「ペットとお出かけ快適ドライブ術」トークショーの司会を務める。2016年4月には愛犬とのドライブ旅行の集大成となるムック本『愛犬と乗るクルマ』が発売されている。

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