DIME MAGAZINE
人気の国産ダンボール爪とぎ愛猫が使ってみた
猫は爪とぎが大好き。麻ひもや段ボールなど種類がある中、猫ちゃんの好みも様々ですが、段ボールの爪とぎが好きな猫ちゃんの飼い主さんに朗報です。
猫ちゃんの激しい爪とぎにもびくともしないステキな段ボール製の爪とぎを見つけました。
猫ちゃんも飼い主さんも大満足の「段ボール職人」のアイテム、実際に使ってみました！
猫って何で爪とぎするの？
毎日のように爪とぎをする猫。爪とぎにはいくつかの理由があります。
・古くなった爪を取りのぞいて、いつでも戦闘モードに入れるように爪をといでいる。
・爪で自分の匂いをこすりつけることでなわばりを主張する。
・飼い主の関心を引くためのパフォーマンス。
・ストレスを感じたり気分を立て直したいときのルーティーン。
高いところに飛び乗ろうとして失敗したときなど、「ボク動揺してませんから……」とでも言っているようにすました顔をして爪をバリバリ研いだりしますよね。気高い猫も、実は恥ずかしいんだと思うと、余計愛おしくなるものですが、だからといってどこでも爪をといでいいわけではありません。
部屋の壁や革製のソファなどで爪をとがれてボロボロにされた飼い主さんも多いと思います。防御策は「猫が自由に爪をといでもいい場所を作る」こと。いろんな種類があるので、猫の好みに合ったものを選ぶことが重要です。
猫にとって爪とぎは至福の時間。現在は医学が発達し、猫の爪を除去する手術も存在しますが、飼い主側の勝手な都合で、猫に無駄に痛い思いをさせ不自由な生活をさせるのは避けたいものです。
我が家にステキな段ボール製爪とぎがやってきた！
ここからが、うちの猫たちのお話です。段ボール製の爪とぎが好きなうちの猫たち。猫を家族に迎えて以来、様々な段ボール製の爪とぎを試してきました。でも猫の激しい爪とぎに耐えられず散々な結果に。
こちらは設置して1か月のの爪とぎの様相。2匹で仲良く使っていると1か月でこんな感じです。ひどすぎます。部屋の雰囲気をぶち壊すひどい有様です。
そこで、満を持して購入したのが「段ボール職人」の爪とぎ兼キャットハウス。
「Cat House スタジアム型」5940円
販売元／「段ボール職人」
http://danball-shokunin.jp/
国産の段ボールっていうのが私（猫の飼い主）のハートをわしづかみ。日本の町工場の技術が注目を集めている昨今。こんなのを待っていたんです。カモン、メイドインジャパン！
海外製のものはおしゃれでカラフルなデザインが多く、何度か購入しましたが、段ボールが弱いので、ボロボロになってしまうんです。
うちの猫たちは、おやつが欲しいときに爪とぎの段ボールをガリガリかじって「ひもじい」アピールをする癖があるのですが、海外製の爪とぎはビニールパックを開けた瞬間、保存剤の匂いなのか異臭を放つものや、ちょっと湿っぽいものなどもあって、猫の口に入っても大丈夫なのかなーって不安に思うこともしばしばだったのです。だから、段ボールの強度はともかく、国産ということに魅かれて購入しました。
うちの猫たちは4歳で遊び盛り。バリバリガリガリ音を立てて爪とぎします。だから、今まで使っていたものと同様にボロボロになっちゃうかもね……と思いながら購入してみました。それに、段ボールの質感でも、猫の好みはわかれるので気に入ってくれるかどうかも猫のみぞ知るところです。
しかも11月に注文したら、何とまさかの2か月待ち！ めちゃくちゃ人気じゃないですかー。そして年を越して1月。やっと届きました。待望のスタジアム型のキャットハウス、設置しました！
我が家のプリンセス、ふわり（MIX/♀/4歳）がニューアイテムにさっそく気が付いたご様子。好奇心旺盛なふわり、さっそく中に入りました。
キャットハウスにもなるドーム型で、しかも内側もガリガリできるデザイン。ふわりはさっそくガリガリし始め、すっかりご満悦のご様子です。今の寒い時期は、下の部分にブランケットを引いてあげれば、中でゆったりくつろげそうですね。
そこに、わが家のプリンス、長男の凛太郎（MIX/♂/4歳）がやってきました。ふわりが中に入っているにもかかわらず、ごろりんちょで外側から爪をガリガリ。威勢のいい音を立てて爪とぎしてます。
猫たちが、反応を示さない爪とぎの場合、またたびの粉末をふりかけておびき寄せたりすることもあったのですが、このニューアイテムには猫まっしぐらです。これはちょっと驚き。でも、ケンカしないで仲良く遊んでほしい……と飼い主は望んでいます。
とぎ屑が出ないとっても強い段ボール
猫たちは上に乗ったり中に入ったり、好きな体制で爪とぎを楽しんでいるご様子ですが、飼い主にとって一番大切なのは段ボールの強度。これで、とぎ屑を巻き散らかされたらたまったものではありません。
実はこのキャットハウス、強化段ボールを使っているそうなんです。そして「段ボール職人」は、キッズ用の段ボール家具も制作している会社なんです。だから段ボールの強度は私がいろいろ試した中で最高級。そして、強度がある段ボールだけにとぎ屑も全くといっていいほどでません。お掃除もめちゃくちゃらくちんになりました。
そして猫が上に乗っても壊れません。ちなみに飼い主である私もこのレポートを書くために乗ってみました。私の体重、40キロ台ですが、壊れませんでした（※皆さんは真似しないでくださいね）。
そして、段ボールだけで作っているので、資源ごみとして出せるのもとっても魅力。とはいえ、なかなか壊れそうもないので、資源ごみとして出すのは何年か先になりそうです。
お値段は5000円台と普通の爪とぎに比べたらちょっと高いかもって思うひともいるかもしれないけど、何年も使える強度と国産の段ボールという安全性を考えたら、コストパフォーマンスがいいアイテムだと思います。
しかも爪とぎとキャットハウスの一粒で二度おいしい才色兼備なアイテムというところも魅力です。シンプルなデザインはどんなお部屋のインテリアとも合いそうなので、猫を家族に迎えた友人へのプレゼントにもいいかも。
飼い主が原稿を書いている隣で、また猫たちの戦いが始まりました。やっぱりもう一つ買うべきかしら？ といいつつ、2匹の猫（うちの猫は2匹とも4キロ台の中型猫です）が一緒に入ることもできるサイズなので、仲良く2匹で遊んでくれたらいいなーと思っています。
キャットタワー兼爪とぎとして使える
「キャットタワー・スヌーズ」10800円
販売元／「段ボール職人」
http://danball-shokunin.jp/
私はドーム型を購入しましたが、このサイトには様々なデザインがあります。ほかの部屋にも置いてあげるべく、次に購入するデザインを物色中の飼い主なのでした。
飼い主にも猫にも嬉しい「段ボール職人」、今回のお買い物は大満足でした！
文／佐藤玲美
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