レンチンで速攻おつまみ!コンビニの冷凍餃子食べ比べレビュー
進化し続けるコンビニ飯。そのなかでも、おかずやおつまみ、お弁当など、手軽に使えてしかも美味しいコンビニ冷凍食品は幅広い層から人気を集めています。
というわけで今回の食べ比べは、コンビニで人気の「レンチン冷凍餃子」です。セブン・ファミマ・ミニストップ3社の冷凍餃子について、価格やカロリー、味や食感などを比較しました。
コンビニの冷凍餃子は侮れない
一昔前のコンビニの冷凍コーナーといったらまずアイスがメインで、冷凍枝豆や冷凍フルーツがちょこっとあるくらいだった気がします。しかし近頃では、冷凍チャーハンや冷凍ラーメン、冷凍から揚げや冷凍ハンバーグ、冷凍たこ焼きや冷凍ワッフルなど…スーパーの冷凍食品コーナーにも近い充実度になりつつありますよね。
そんな数ある商品のなかで、定番のチャーハンやラーメンと肩を並べる人気を誇っているのが、冷凍餃子なのです!
味はもちろんですが、人気の秘密はその手軽さ。パッケージのままレンチンOKなのでお皿に移す必要もなく、買ってきて電子レンジで温めるだけで速攻食べられてしまう手軽さが忙しい主婦(夫)やビジネスマンから支持を集めています。
1 セブン-イレブン「セブンプレミアム 国産野菜たっぷりレンジで焼き餃子」
価格:149円(税込)
内容量:100g/5個(タレ無し)
カロリー:167kcal
炭水化物:20.8g(うち糖質19.5g/食物繊維1.3g)
その他の栄養成分:たんぱく質7.0g/脂質6.5g/食塩相当量1.0g
主な原材料:野菜(キャベツ、たまねぎ、にら、にんにく)、食肉(豚肉、鶏肉)、ごま油、でん粉、食塩、香辛料、ホタテエキス調味料、ゼラチン、砂糖など
※栄養成分は1袋(100g)あたりの量です
1つ目のレビューは、コンビニ冷凍餃子の中でもファンが多い「セブンプレミアム 国産野菜たっぷりレンジで焼き餃子」。5個入りでタレ無し、公式のコンセプトは「野菜と肉汁たっぷりのジューシーな餃子」です。
【加熱時間の目安】
500w |
600w |
1500w |
約1分40秒 |
約1分30秒 |
約40秒 |
パッケージのまま袋を開けず、表面を上にして600Wの電子レンジで1分半程度温めてできあがり。
袋を開けたところ、ぽってりモッチリ系の見た目。いわゆる「餃子っぽい」にんにくやニラの香りはあまりせず、皮の小麦の香りが強い感じがしました。
早速試食してみると、やはり皮が厚めでモチモチ系の餃子です。
事前にネットでチェックしていたところ「ジューシーさはセブンの餃子が1番!」という口コミが多かったのですが、筆者としてはジューシーさよりも皮の厚みと食感の方が主張が強いと感じました。
具材がたっぷりつまってるということもないので、厚めに作られた皮のモチモチっぷりとエキスを閉じ込めたゼラチンがジューシーさを演出しているような印象です。野菜では玉ねぎの主張が1番強い感じなので、にんにくやニラの香りが強い餃子が苦手な人にはおすすめできます。
モチモチ系餃子が好きな人は恐らく好みの餃子でしょう!
2 ファミリーマート「野菜の旨みたっぷり!本格焼餃子」
価格:160円(税込)
内容量:95g/5個(タレ無し)
カロリー:192kcal
炭水化物:19.2g(うち糖質18.0g/食物繊維1.2g)
その他の栄養成分:たんぱく質5.2g/脂質10.8g/食塩相当量0.8g
主な原材料:野菜(白菜(中国))、にら、豚肉、豚油、植物性油、粉末状植物性たん白、食塩、おろししょうが、野菜エキスパウダーなど
※栄養成分は1袋(95g)あたりの量です
2つ目のレビューはファミマのPB商品、「野菜の旨みたっぷり!本格焼餃子」です。5個入りでタレの付属は無し、公式のコンセプトは「王道の具材を使った、野菜の旨みたっぷりのシンプルで飽きのこない本格焼餃子」です。
【加熱時間の目安】
500w |
600w |
約1分50秒 |
約1分40秒 |
こちらも袋のまま表面をして電子レンジで温めれば完成です。
開封すると、王道というコンセプト通り、餃子らしいニラの香りが漂ってきます。中の野菜が透けて見えるため緑っぽい見た目です。
試食したところ、味も王道。特に意外性はありませんが、裏切らない定番の美味しさといった感じです。
セブンの餃子に比べると皮が薄めで具材(特に野菜)がしっかり詰まっていて、「野菜の旨味たっぷり」というコンセプトも納得の商品でした。セブンより約10円高いですが、冷凍餃子とはいえ具材の味をしっかり味わいたい人にはファミマがおすすめです。
3 ミニストップ「トップバリュ レンジでジューシー 国産鶏肉・豚肉使用 焼ギョーザ」
価格:127.44円(税込)
内容量:85g/5個(タレ無し)
カロリー:168kcal
炭水化物:18.6g(うち糖質17.0g/食物繊維1.6g)
その他の栄養成分:野菜(キャベツ(国産)、玉ねぎ、にら、にんにく)食肉(鶏肉(国産)、豚肉(国産)、豚油(国産)、粒状大豆たん白、清酒、しょうゆ(小麦・大豆を含む)など
※栄養成分は1袋(85g)あたりの量です
イオン系列のコンビニ、ミニストップで発売されているのが「トップバリュ レンジでジューシー 国産鶏肉・豚肉使用 焼ギョーザ」です。
こちらも5個入りでタレは無し、公式のコンセプトは「国産鶏肉と豚肉に豚脂を加えた、ジューシーな餃子」です。
【加熱時間の目安】
500w |
600w |
約1分40秒 |
約1分30秒 |
表面を上にして600Wの電子レンジで約1分半温めたら完成です。
ミニストップの冷凍餃子は他の2種類に比べるとグラム数が少ないのですが、そこまで小さい感じはしませんでした。
食べた瞬間、1番ジューシーさと皮の柔らかさを感じたのがこちらのミニストップの冷凍餃子です!パサついた感じは全くなく、焼き餃子なのですがみずみずしくて美味しかったです。
パッケージで「鶏肉」と謳っているだけあって油っぽさや味のしつこさもありません。鶏肉のさっぱりした風味が特徴的なので、あまりこってりした餃子は食べたくない気分の時にはおすすめです。
コンビニ3社のレンチン冷凍餃子比較票
セブン・ファミマ・ミニストップの冷凍餃子のおおまかなスペックを比較するとこんな感じ。
セブン |
ファミマ |
ミニストップ |
|
内容量 |
◎ |
〇 |
△ |
価格 |
〇 |
△ |
◎ |
カロリー少ない |
◎ |
△ |
〇 |
糖質少ない |
△ |
〇 |
◎ |
以下は味に対する筆者の主観です。
セブン |
ファミマ |
ミニストップ |
|
皮のモチモチ感 |
◎ |
〇 |
〇 |
ジューシーさ |
〇 |
〇 |
◎ |
中身のぎっしり感 |
△ |
◎ |
〇 |
3種類とも冷凍のレンチン餃子にしてはかなり十分なクオリティだと思います。しかしあえて推しを選ぶのであれば、ファミマの冷凍餃子です!
理由は、3つの中で「餃子が食べたい気持ち」で買ったら1番満足するなと感じたから。ニラなどの野菜や具材のうま味がしっかり感じられるところも、個人的には高ポイントでした。
以上、お疲れ気味の平日や手抜きしたい休日に便利な、コンビニ冷凍餃子食べ比べレビューでした。
※商品の取り扱い状況は店舗によって異なります
※商品の味や香りについては筆者の主観です
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.