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スキーやスノーボードをしない理由TOP3、3位子どもが小さくて一緒に行けない、2位ゲレンデまで行くのが大変、1位は?

2022.03.02

冬のスポーツの代表的なものと言えばスキーやスノーボードがあげられる。冬季オリンピックでの日本選手の活躍も記憶に新しい。今回は、アソビューが全国で実施した「スキー・スノーボード」に関する調査(n=4,451)結果を紹介しようた。

雪が身近な地域では9割弱の人がスキー・スノーボードをしていた

大きく地域差が出る結果に

雪が降る地方か降らない地方かによって、ウィンタースポーツに対する親和性の結果に大きく差が出た。

関東では、「する」が12.90%、「以前していたが今はしていない」が55.89%、「ほとんどしたことがない」が31.29%となり、子どもの頃や学生時代、若い時にスキー・スノーボードを楽しんでいたものの、今はしていないという人が半数を超えている。

一方、雪が多く降る北陸・甲信では、「する」が89.80%と9割近くに上った。九州・沖縄では、生涯でスキー・スノーボードを「ほとんどしたことがない」と回答した人が61.40%と6割を超えている。

日本のスキー場数ランキングは、1位 長野県、2位 北海道、3位 群馬県となっているが、「北陸・甲信」が圧倒的にスキー・スノーボード人口が多く、「北海道・東北」「関東」と大きく差が開いている。

さらに、「する」と回答した人の中でスキーとスノーボードの割合は、「スキー」「スノーボード → スキー」と回答した人が52.0%、「スノーボード」「スキー → スノーボード」と回答した人が34.7%、「スキーもスノーボードもする」と回答した人が13.3%となり、スノーボード人口よりもスキー人口の方が多い結果となった。

スキー・スノーボードを始めたタイミングは、「大人になってから」が最も多く31.0%、続いて「子どもの時から」が30.4%、「学生の頃から」が29.9%となり、スキー・スノーボードを始めるタイミングはほぼ均等にばらける結果に。「親になってから」という回答も8.7%集まり、子どもと一緒に始める親も多くいることが分かる。

スキー・スノーボードをするシーン

・冬を感じられる遊びとして  27.00%
・趣味として  23.78%
・スポーツとして  19.30%
・冬の旅行先のメインコンテンツとして  10.41%
・子どもにさせておきたい経験として  9.52%
・アクティブなお出かけ先として  5.15%
・週末のお出かけ先として  3.12%

という結果となった。

「季節を感じられる」「冬の旅行先のメインコンテンツ」という季節のポイントのほか、冬だけ楽しめる「趣味」や「スポーツ」として楽しむ人も多いようだ。子を持つ親からは「子どもにさせておきたい経験として」という意見も多く見られた。

スキー・スノーボードを誰としますか?

・家族(小学生の子供を含む)  24.35%
・普段の友達、同僚  20.14%
・一人  16.81%
・家族(中学生以上の子供を含む)  13.58%
・彼氏、彼女、パートナー、夫婦  10.25%
・スキー・スノーボード仲間  8.53%
・家族(子供を含まない)  5.57%

小学生以下の小さな子供を連れた家族が一番多く、続いて普段の友達や同僚と行く人が多い結果となった。一人で行く人も16.81%と3番目に多くなっている。

ゲレンデを選ぶとき、どのようなところを気にしますか?

・ゲレンデの広さ・コースの充実度 (59.00%)
・子供向け、初心者向け施設の充実度 (14.78%)
・宿、温泉、食べ物など周辺施設の充実度 (11.13%)
・価格 (9.78%)
・上級者向け施設の充実度 (3.85%)

6割弱の人が「ゲレンデの広さ・コースの充実度」を重要視している。前の問いで「家族(小学生以下の子供を含む)」と一緒にスキー・スノーボードを楽しむという回答が一番多かったように、「子供向け・初心者向け施設」を求める声も多くなっている。

一方で、「以前していたが今はしていない」「ほとんどしたことがない」と回答した人の理由としては、

・機会がないから  31.36%
・ゲレンデまで行くのが大変だから  19.77%
・子どもが小さくて一緒に行けないから  9.69%
・体力的にきついから  9.25%
・苦手でうまくできないから   9.25%
・費用がかかるから  8.46%

という結果になった。

今後スキー・スノーボードをしてみたいと思いますか?

「以前していたが今はしていない」「ほとんどしたことがない」と回答した人のうち、6割以上の人が今後スキー・スノーボードをしたいと思っていることが分かった。

意欲はあるものの、「機会がない」「ゲレンデまで行くのが大変」と思っている人を、ゲレンデに呼ぶ機会と手軽さを提供できるかどうかが、今後ゲレンデに人を呼び戻す、あるいは新たな層の獲得のために必要だと言えそうだ。

■調査概要
調査期間:2022年2月17日〜2月21日
調査対象:アソビュー!会員
調査人数:4,451名
調査方法:インターネット調査

関連情報:https://www.asoview.com/

構成/DIME編集部

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