一見髪の毛と思いきや、寄生虫だったということも!
ペットが排泄の際、お尻からひも状の何かに絡まったウンチをしてしまったという場合、そのほとんどは先ほど書いたように髪の毛です。ただしときには、それ以外のものが伸びていることもあります。
たとえば回虫。つまり寄生虫ですね。
回虫は髪の毛ほどの細さの寄生虫で犬や猫に寄生していることもしばしばあるのですが、見た目は白いものの、排泄の直後ですとウンチに混じって色も黒っぽく見えるもの。
そうしたときには髪の毛にも見えてしまうことがあるため、ハサミで切って取り除いた後に、一応しっかりと確認するクセをつけておくと安心ですね。
なんせこういった寄生虫がおなかの中に巣食っていると健康を害するトキソカラ症という病気の状態。
飼い主の義務はペットを健康で長生きさせることですから、もしも回虫だった場合は、すぐにペットを動物病院に連れていきましょう。
もちろん、普段のウンチをしっかりと観察して、回虫がいないか確認するのも大事です。
おわりに
お尻から、髪の毛伝いにウンチが「こんにちは!」している状況は、筆者もしばしば飼い猫の身に起きる状況ですので、その都度「来たか!」と思ってしまいます。
なんせ放置しておくと床がウンチを擦った痕跡だらけになってしまいますし……。
うちの場合は毎日しっかりと床掃除はしているので髪の毛もそんなに落ちてないはずなんですが、いかんせんたまに寝ている筆者の髪を齧って遊んでいる猫がいるんですよね。
まだまだこの手のトラブルには突発的な対処が求められそうです(笑)。
文/松本ミゾレ