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犬がキャットフード、猫がドッグフードを食べちゃったら…?

2018.07.23

犬と猫には違った魅力があるもの。そのため、犬と猫の両方を一緒に育てている方も多いのではないでしょうか。そんなとき、犬がキャットフードを食べてしまったり、猫がドックフードを口にしてしまったりすると、飼い主さんは不安になってしまいます。

犬がキャットフードを食べてしまったら…?

キャットフードは好き嫌いが出やすい猫でも好みやすいよう、外側にうまみ成分をコーティングしてあります。そのため、犬がキャットフードに興味を持ってしまうケースは意外に多いのです。

犬がキャットフードを食べてしまっても、すぐに異変は起こりませんし、少量であれば問題はありません。しかし、日常的にキャットフードを食べ続けてしまうと、身体に異変が現れ始めます。キャットフードはドッグフードよりも濃い味付けになっているため、塩分が多く、高カロリーです。

そして、猫は体内でタウリンを作り出すことができないため、キャットフードにはタウリンが含まれていますが、犬は体内でタウリンを作り出すことができます。そのため、キャットフードを食べ続けてしまうと、タウリンの過剰摂取により、心筋症や免疫不全、生殖機能の低下といった問題が起こる危険性があります。

また、キャットフードは嗜好性が高いため、食べ続けるとドッグフードを食べなくなってしまう可能性も高いでしょう。

猫がドッグフードを食べてしまったら…?

ドッグフードは比較的たんぱくな味付けになっているので、猫が好むことは少ないかもしれません。万が一口にしてしまっても、少量のドライフードであれば問題はありません。しかし、食材がそのまま活かされているウェットフードを口にした場合は、注意が必要です。雑食の犬と違って、猫は肉食。そのため、犬にとっては安全なウェットフードでも、猫の身体には害を与えてしまう場合があります。

さらに、ドッグフードにはタウリンが含まれていないため、食べ続けてしまうと、失明や心筋症を引き起こす可能性も高くなります。

また、猫はキャットフードからビタミンA(目のビタミン)も補っています。ビタミンAが不足すると、夜盲症(とりめ)や歯や骨の発育不全、上皮細胞の角質化といった症状が見られるようになるので注意しましょう。

まとめ

動物にはそれぞれの身体に必要な栄養素があります。だからこそ、愛犬や愛猫には健康を維持できるよう、適切なフードを与えていきましょう。

文/古川諭香

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