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【ねこのはてな】猫がうんちした後、おしり拭きは必要?

2017.10.26

私は、仕事をしながら2匹の猫と暮らしています。ある日、出張で3日ほど家を空けなくてはならなくなり、猫、3匹と暮らしている友人の家で猫の面倒を見てもらうことになりました。その友人の家の3匹は、うちのやんちゃな猫たちに比べ、飼い主がびっくりするほどのいたずらをすることもなく本当にいいこ。預かっている最中は、うちのにゃんずたちと一緒に遊んでくれて、腕枕で寄り添って寝てくれるほどの模範生でした。

出張が終わり、うちのにゃんずを引き取りに行ったときに、うちの1匹がおトイレで大きい方をすると、すかさず、友人がペット用のウェットティッシュ(アルコール分が入っていない刺激が少ないやつ)で、うちの子のお尻を拭いてくれたんです。聞けば、毎回、猫が排便するたびに、ウェットティッシュでお尻を拭いているとのこと。見習わなければ、と思いつつ、仕事をしている私にとっては、排便後すかさず拭くのは無理難題。でも、必要ならば、お尻を拭いてあげたい!というのが、親心です。そこで、排便後、おしり拭きは必要なのか、調べてみました。

結論。おしり拭きは猫に任せておいてよいらしい。

結論としては、猫はグルーミングの一環で、肛門周りも自分で舐めてきれいにするので、拭いてあげる必要はないそうです。そうそう、肛門を舐めたあとに、私の口をペロペロするかと思うと、嬉しいながらもビビる気持ちもあるんですけど(笑)。でも、自分で拭けて、偉い!と、褒めてあげようと思います。

猫の肛門周の毛の生えていない場所は、人と同じように直腸粘膜の続きでデリケートになっているそうです。なので、柔らかい布を使っても、拭き過ぎると炎症が起こるなどの危険もあるそう。

猫が軟便や下痢などでお尻周りが汚れていて、自分で拭く仕草をしないとか、太り過ぎで自分でおしりをグルーミングできないなどの場合は、ぬるま湯で洗い流したり、柔らかい布やティッシュで軽く抑えるようにして水分を取り、乾かしてあげればいいそう。

猫砂がおしりについてしまっている場合も、同様に、自分でグルーミングできるそうですが、そのまま乾いてしまっている場合は、傷になってしまうこともあるので、濡れた布でふやかしてから優しく取ってあげるのがいいようです。

長毛種でお尻周りの毛に排便がついてしまう場合は?

長毛種の場合は、お尻周りの毛に排便がついてしまうこともよくあるそうです。その場合は、お尻周りの毛を刈ってあげるのがおすすめだそうです。その場合も、「毛を刈られるのがいや」という子もいるそうなので、自分でグルーミングできる場合はそのままにしておく、でも部屋が汚れるので刈る、などの選択を飼い主さんがすることが必要で、猫にとって、何が負担になるのかをよく考え、動物病院やトリミングサロンに相談することがおすすめだそうです。

お尻周りは、一度怪我をしてしまうと、治りにくい部分でもあるそうなので、自己判断で処置をせず、専門家の意見を聞くことが大切だと思いました。ちなみに私の友人の3匹の猫たちは、排便をするたびに、飼い主である友人に知らせに来るほど、友人が大好き。自分で肛門を舐めることもしますが、友人にお尻を出して拭いてもらうのを待っているほどなんです。

なので、人間が拭くのが悪いわけではなく、自分の猫との関係性の中で、何を選ぶのが最善なのか、専門家と相談することが一番大切だと思います。

皆さんもこれを機に、猫の排便との付き合いを改めて考えるきっかけになれば幸いです。

※この記事は各方面の情報集約はもちろんですが、私、猫オーナーとしての親バカ、猫バカな個人的視点も含まれております。ご了承ください。

文/佐藤玲美

配信サイト:「ペットゥモロー」(小学館)
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