DIME MAGAZINE
生活関連用品の企画・開発・販売を行うドウシシャは、同社が展開するオーディオビジュアル製品の総合ブランド「ORION」から、真空管ハイブリッドアンプを搭載した「ORION 真空管ハイブリッドアンプ搭載 Bluetooth対応CDステレオSMC-350BT」を発売した。参考売価は43,780円。
この製品は、SANSUI真空管ハイブリッドアンプ搭載CDステレオSMC-300BTの後継機として、「原音を忠実に再現する」というコンセプトはそのままに、フロントパネルに高級感のあるアルミを採用。アンプ出力も総合60Wから70Wに変更することで、よりダイナミックに音質を向上させたモデルになる。
デジタルアンプを組み合わせた真空管ハイブリッドアンプを搭載
アンプの音質を左右する１次段に真空管回路を組み込み、スピーカーをダイナミックに躍動させるパワーが必要な２次段にはデジタルアンプを組み合わせることで、きめ細やかで厚みのある音質を再現する。
また、本体正面にある真空管は電源をつけることでほんのりと優しく点灯する。
正確な音像定位を追求した「和紙素材コーン紙ウーハー」を採用
2WAY木製MDFバスレフキャビネットに組み込むことにより、豊かな低域と伸びやかな中音域を再生。ウーハーコーン紙は和紙素材の「みつまた・三椏」を着色せず、素材本来の自然な風合いを醸し出している。
スピーカー端子については本体、スピーカーともにバナナプラグ対応としたほか、外部入力RCA端子も金メッキ加工を施すなど、音質重視派も満足させられる仕様とした。
また製品前パネル、音量つまみは共振に強く、高級感あふれるアルミ削り出し材を採用している。
独自のW-RPM（Washi―Relative Pulp Mold）スピーカーについて
スピーカーコーン紙の表面と裏面に、性質の違う素材を独自の製法で１枚のコーン紙に抄紙している。
表面には１万円札に使われている和紙素材の「みつまた・三椏」を使うことにより、ハリのある明瞭な中高音を再生。
裏面には弾力性に優れた「パルプ」を使うことにより内部損失を大きく取ることができ、豊かな低音域再生を実現している。
主な製品仕様とスペック
・アンプ部：定格出力（RMSTHD10%） 35W+35W 総合70Ｗ
・ＣＤ部 ：再生可能ディスク CD/CD-R/CD-RW 再生フォーマット CD-DA/MP3/WMA
・USB端子：使用可能USBメモリー 32GB以下 FAT32 MP3/WMA再生 5V/1A出力
・チューナー部：FMワイドバンド 76〜108MHz PLLオートスキャン20局プリセット
・Bluetooth部：Ver 5.0 プロファイル A2DP/AVRCP コーデック SBC
・スピーカー部：2WAYバスレフ11cm和紙素材ウーハー、2.5cmツイーター、硬質MDFキャビネット
製品スペック
商品名：ORION 真空管ハイブリッドアンプ搭載Bluetooth対応ＣＤステレオシステム
型番：SMC-350BT
本体サイズ：約幅234×奥行244×高さ132mm 突起物除く）
スピーカー：幅160×奥行202×高さ243ｍｍ（１本）
重量： 本体+スピーカー 約6.9kg
電源 ： AC100V 50/60Ｈz
付属品：ワイヤレスリモコン（お試し用電池組み込み済） FMアンテナ 取り扱い説明書/保証書
参考売価：43,780円（税込）
関連情報
https://doshisha-av.com/audio/orion.html
構成／清水眞希
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