今や老いも若きもSNSで情報を取得し、発信する時代。特にツイッターとインスタグラムは幅広い世代に普及し、認知・利用・投稿している人も多いことだろう。
NTTドコモ モバイル社会研究所ではこのほど、2021年1月にスマホ・ケータイ所有者のツイッターとインスタグラムの利用動向について調査を実施した。
1.ツイッターの認知率は約9割、利用率は10~20代7~8割、発信率も若年層が高い
ツイッターの認知率は全体で86.9%とどの世代でも高かった。またツイッターの利用率(月に1回以上利用)は全体で約4割だが、特に若年層で高く10~20代女性は8割を超え、10~20代男性も7割以上だった。
投稿率(自分自身で投稿)は全体で17.3%だが、利用率と同様に若年層ほど高く、10代女性で5割、20歳女性で4割超え、10~20代男性も約4割がツイッターで発信している。
図1.ツイッターの認知率・利用率・投稿率調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・複数回答・n=8,249]
2.インスタグラムの認知率8割超、利用率と認知率は10~20代女性で高い
インスタグラムの認知率は全体で8割を超えていた。インスタグラムの利用率(月に1回以上利用)は全体で約3割だが、特に若年層の女性で高く10~20代女性は8割を超えている。
投稿率(自分自身で投稿)も全体では13.8%だが、10代女性で52.5%、20代女性で46.7%と約半数がインスタグラムで発信しているという高い結果が出ていた。インスタグラムでは若年層ほど女性の方が男性よりも認知率、利用率、投稿率が高かった。
図2.インスタグラムの認知率・利用率・投稿率調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・複数回答・n=8,249]
<調査概要>
調査方法:Web
調査対象:全国・15~79歳男女
有効回答数:8837
サンプリング:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
出典元:NTTドコモ モバイル社会研究所
構成/こじへい