怒りとストレスを溜めがちな人にぜひ観てほしい、“スカッと”爽快な復讐劇!
2022年2月4日より独占配信中のAmazon Original 『JOLT/ジョルト』は、イギリスで制作されたアクション・コメディ映画。
主演は『パール・ハーバー』『アンダーワールド』シリーズ『トータル・リコール』『さよなら、僕のマンハッタン』などのケイト・ベッキンセール。
あらすじ
主人公リンディ(ケイト・ベッキンセール)は、生まれつき極端に気性が激しく正義感の強い女性。
単に怒りっぽいだけでなく、怒りのパワーを瞬時に爆発させて常人離れした身体能力を発揮することができる特殊能力者でもあった。
激しい怒りと暴力の衝動を抑えることができず、周囲との衝突が絶えなかったリンディは、医師に間欠性爆発性障害と診断される。
少女時代から施設に隔離されて孤独に生きてきたが、色々試した結果、怒りを抑える電気ベストを用いた治療が功を奏し、リンディは社会復帰を果たす。
そんなリンディの前に、ある日唯一の理解者となる真面目な会計士の男性ジャスティン(ジェイ・コートニー)が現れ、恋に落ちる。
しかし喜びも束の間、彼は何者かに殺害されてしまう。
さらに警察はリンディを容疑者と判断し、執拗に追ってくる。
リンディはジャスティンの仇を討つため、たったひとりで犯人に立ち向かう。
見どころ
リンディが着用している治療用ベストは、「イラッ」ときたら自分でボタンを押して体に電流を流し、電気ショックで怒りを鎮めるというもの。
街で偶然見かけたクレーマー客、ああ言えばこう言うサービスの悪い店員など、リンディがイライラするポイントにはきっと笑いながら共感できるはず。
実は誰もが憤りを感じているけれど仕方なく我慢していることを、リンディが代わりに思いっきり暴れまわって発散してくれる。
短気で乱暴な性格のリンディだが、長年の孤独な隔離生活のためか年齢のわりに純粋で乙女なところもあり、そのギャップも魅力の一つだ。
強気な顔、傷つくのを恐れて怯えた顔、初恋の喜びを爆発させる顔……ケイト・ベッキンセールが見せる繊細な表情の変化と巧みな演技力にも注目。
日常生活が我慢とストレスだらけで、「スカッと」したい方にはオススメしたい気分爽快なアクション。
続編を匂わせるラストとなっており、今後の公式発表にも期待。
Amazon Original 『JOLT/ジョルト』
Prime Videoで見放題独占配信中
(c)Amazon Studios
文/吉野潤子