ウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』から生まれたオリジナルグッズの『ほぼ日手帳』は、2022年版で21年目を迎え、2021年版では世界で74万部を売り上げた。ほぼ日では、1月はじまり版で発売したラインナップに加えて、『ほぼ日手帳2022 spring[4月はじまり版]』の手帳ラインナップを2月1日より発売。東京都上野の「東京国立博物館」と初めてコラボレーションし、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の名画をモチーフにした手帳カバー『冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』や博物館の”人気者”である土偶と埴輪を散りばめた週間タイプのweeks『土偶?埴輪?』が登場する。また100年以上前のフランスの生地を手帳カバーとして復刻した『Classic Fabrics』シリーズ、ミナペルホネンの服を仕立てる時にできた布のかけらをパッチワークで縫い合わせた『piece,(spring mix)』も新たにラインナップ。ほぼ日手帳公式ウェブショップ『ほぼ日ストア』、TOBICHI東京/京都、全国のロフトなどで販売。併せて2月1日よりTOBICHI東京/京都でイベントも開催中だ。
『東京国立博物館/葛飾北斎冨嶽三十六景』
オリジナルサイズ(A6・1日1ページタイプ)手帳本体とカバーのセット/価格4800円(税別)
カズンサイズ(A5・1日1ページタイプ)手帳本体とカバーのセット/価格7000円(税別)
葛飾北斎の代表作で富士山をさまざまな場所から望む風景画シリーズ『冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』。1830年頃、北斎が70歳を超えてから描き始めたとされている。カバーの絵が描かれている場所は、甲州石班沢(こうしゅうかじかざわ)。急流として知られる富士川に面した鰍沢(かじかざわ)付近で、激しく岩にぶつかる波、突き出た岩の上で網を引く漁師親子の営み、霧の向こうに霞む富士山が藍の濃淡で巧みに表現されている。
内側のポケット右側には「冨嶽三十六景山下白雨」をシルバーでプリントし、雲を突き抜ける富士山と稲妻が描かれている。左側には東京国立博物館(Tokyo National Museum)のロゴ入り。
『東京国立博物館/土偶?埴輪?』
weeks(4月はじまり、週間タイプ)本体2200円(税別)
博物館の“人気者”である土偶と埴輪をモチーフにした、かわいくて明るい気分になれる週間タイプの手帳。鮮やかな黄色のネクタイ生地に並ぶ、さまざまなカタチの土偶と埴輪。東京国立博物館の収蔵品をイラストにおこし、ベージュ、茶色、オレンジ色の糸を使って文様など細部まで丁寧に織り込んでいる。デザインのモチーフに使用したのは、国宝「埴輪挂甲武人(けいこうぶじん)」、重要文化財の「みみずく土偶」、「埴輪腰かける巫女」など。ときどき遮光器土偶も見つかります。
『Classic Fabrics/Petite Roses』
オリジナルサイズ(A6・1日1ページタイプ)手帳本体とカバーのセット/価格5200円(税別)
カズンサイズ(A5・1日1ページタイプ)手帳本体とカバーのセット/価格7400円(税別)
生地メーカーの資料庫には、世界中から集められたたくさんのテキスタイルが眠っている。その中から魅力的なテキスタイルを発掘し、手帳カバーとしてよみがえらせるのが『Classic Fabrics』シリーズ。今回選ばれた『Petite Roses』の元となったデザインは、今から100年以上前のフランスで生まれたもの。手描きの小さなバラの花は、可憐な表情で持つだけで春を感じられる。ふちにつけたピンクのスカラップ模様によって、よりかわいらしさが増している。
ペンをさすバタフライストッパーには、別のテキスタイルから選んだ模様を組み合わせて、カバー内側には『Classic Fabrics』のロゴを施している。あわせてハンカチとリバーシブルのトートバッグも制作された。
『ミナペルホネン/piece,(spring mix)』
(抽選販売/ほぼ日ストア限定)
オリジナルサイズ(A6・1日1ページタイプ)手帳本体とカバーのセット/価格1万7000円(税別)
カズンサイズ(A5・1日1ページタイプ)手帳本体とカバーのセット/価格2万3500円(税別)
刺繍や染め、織りといったさまざまな技法で生地を作り、長く大切に着られる服を手掛けているブランド「ミナペルホネン」の手帳カバー。服を仕立てる時にできたちいさな布のかけら(=piece)を手作業でパッチワークし縫い合わせた人気シリーズ『piece,』。オリジナルでは8種類、カズンでは10種類、weeksカバーでは9種類の素材や製法もさまざまな種類の生地が使用されている。内側に蝶々の刺繍が入っているのもポイント。オリジナルサイズとカズンサイズには、小さな刺繍の玉をビーズ状に連ねた2本のしおりも付属。
『ほぼ日手帳2022 spring』の発売を記念して、東京と京都のTOBICHIにてイベント『土偶、埴輪、富士山。のお店』を開催。新アイテムを含めた『ほぼ日手帳2022』のラインナップをはじめ、土偶、埴輪、そして富士山のアイテムを集めたショップをオープン。店内では土偶や埴輪の原寸写真や「富士山ライブビューイング」が楽しめる。
「TOBICHI東京」
期間:2月1日(火)~2月13日(日)
営業時間:11:00~19:00(会期中は無休)
住所:東京都千代田区神田錦町3-18ほぼ日神田ビル1F
https://www.1101.com/tobichi/tokyo/
「TOBICHI京都」
期間:2月1日(火)~2月16日(水)
営業時間:12:00~19:00(木曜日定休)
住所:京都府京都市下京区河原町通り四条下ル市之町251-2
寿ビルデイング5階
https://www.1101.com/tobichi_kyoto/
https://www.1101.com/store/techo/
構成/KUMU