スマホやパソコンといった製品とつなげて音楽を流すことができるBluetoothスピーカーは、室内だけではなく、室外でも音楽を楽しめるのが魅力。
数百円で購入できるものから、中には10万円を超える本格的な製品まで販売されているなど価格帯が広いため、どんなモデルを選ぶべきか迷ってしまうという人も多いでしょう。
そんな人は、スピーカーの「ステレオ」と「モノラル」の違いに注目し、製品を選んでみると、満足のいく音質が得られるかもしれません。今回は、「ステレオ」と「モノラル」の違いを簡単にご説明し、併せてステレオ再生対応のおすすめBluetoothスピーカーを紹介していきます。
Bluetoothスピーカーの「ステレオ」と「モノラル」の違いってなに?
まずは、Bluetoothスピーカーの「ステレオ」と「モノラル」の違いについて見ていきましょう。
「ステレオ」は、左右2つ以上のスピーカーから音を出すもので、左右それぞれで少し違う音を出し、立体感のある音楽を再生することができます。
それに対し「モノラル」は1個のスピーカーから全ての音を再生する方式で、「モノラル」再生スピーカーを2つ並べても、左右から同じ音が再生されます。
なので一般的に、「モノラル」は左右のスピーカーの位相で立体感のある音を出すのが難しいのに対し、「ステレオ」は左右で違う音を出すことで、立体感のある音楽を再生するのが得意とされています。
ステレオ再生可能なおすすめBluetoothスピーカー5選
ここからは、現在発売中のBluetoothスピーカーから、2台以上並べてステレオ再生できるおすすめの製品を5つピックアップして紹介していきます。
いずれもスピーカーとしては比較的コンパクトなサイズ感なので、手軽に自宅に設置したり、置く場所を移動できるのがポイント。自宅時間をちょっと贅沢にする参考にしてください。
1.パワフルな音と音楽に合わせて光るショーが特徴のステレオ再生対応のBluetoothスピーカー【JBL/Partybox 110】
JBLらしい160Wのパワフルな音と、音楽のビートに合わせて光るショー機能が魅力のBluetoothスピーカーです。
約12時間再生可能な内蔵型バッテリーとIOX4の防滴性能も備えているので、プールなどの水しぶきも苦にせず、長時間の音楽再生が楽しめるはず。
2台のスピーカーを、ケーブルかワイヤレスによりペアリングでき、ステレオ再生が可能、より立体感のある音楽が楽しめます。
【参照】JBL
2.重低音の響きと原音に近い高音質が魅力のステレオ再生対応Bluetoothスピーカー【ソニー/SRS-XB43】
「2way speaker system」機能により、高音質の広がりと高音圧で力強い低音を両立させたBluetoothスピーカーです。また、「EXTRA BASS」という機能により、さらに低音が強化されているので、パワフルな重低音で音楽が聞けます。
Bluetooth伝送の際に、圧縮された音源によって失われがちな高音域を補完することができる「DSEE」という機能により、音楽配信サービスなどで圧縮された音源を原音により近く、高精細に再生できる製品となっています。
【参照】ソニー
3.360度サウンドとコンパクトなサイズが魅力なステレオ再生対応Bluetoothスピーカー【Bose/SoundLink Revolve II Bluetooth speaker】
360度方向に音楽が広がり、部屋の中央に置けば部屋全体で音楽を共有できるBluetoothスピーカーです。また、壁際に置くと反射音により広がりのある音楽を再生できます。
コンパクトなサイズ感も魅力で、IP55等級の防滴・防塵仕様になっており、プールサイドやビーチサイド、キッチンへと、比較的安心して持ち運び、いつでも音楽を身近に聞くことができるでしょう。
【参照】Bose
4.20時間再生可能! IP67防水・防塵性能も魅力なステレオ再生対応Bluetoothスピーカー【JBL/Charge 5】
迫力のあるサウンドが魅力なだけではなく、IP67等級の防水・防塵にも対応しているので、様々な場所へと持ち運びが可能です。
また、20時間の長時間再生も可能となるモバイルバッテリーが搭載されているのも特徴のひとつで、音楽を聞きながらでも、スマートフォンなどをその場で充電ができるのも魅力です。
【参照】JBL
5.上質なサウンドをいつでも“巻きつけて”持ち運べるステレオ再生対応Bluetoothスピーカー【Bose/SoundLink Micro Bluetooth speaker】
クリアでバランスのとれたサウンドと、深みのある低音が上質。こころゆくまで音楽を堪能できる、コンパクトなBluetoothスピーカー。丈夫なストラップが付属しており、自転車のハンドル部分やリュックにも付けることができます。
衝撃を吸収し、ひびや傷に強いシリコン製のボディは、IP67準拠の防水・防塵仕様となっているので、落下した際のへこみ・キズに強く、キャンプなどに用いても、思った以上に安心な1台です。
【参照】Bose
※データは2022年1月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/末家はるか