全国8万人に聞いた 車両代金の支払いに関する調査
3月は1年の中で最も車が売れる時期。車の買い替えをする際に重要なのが、一括で買うのか、ローンを組むのかローンを選ぶのであれば、月いくらまでかと言った車両代金の支払い方法だ。
そこで、カーリースの定額カルモくんは、自家用車を所有する方々に対して、車の購入方法や、支払いの実態について調査した。
Q1:自家用車は新車で手に入れましたか?中古車で手に入れましたか?
車を所有する方の割合で、新車と中古車の所有割合は、多くの地方で60%台が新車、30%台が中古車となっていた。続いて地方別で集計したところ、以下の通りに。
九州地方のみ中古車の割合が40%を越えた。新車率が高いのは近畿地方の68.3% 、次いで中国地方67.4%。
車両を入手する際、ローンを組む方は3分の1。過半数が一括支払いでの購入と回答。四国・近畿地方では6割以上が一括で支払っている。
Q2:車をどのようにして手に入れましたか?(全国)
車の支払い方法を聞いたところ、57.9%は「一括購入」と回答。分割払いをしている方は「ローン」と「カーリース」を合わせて37.6%となった。
Q1同様、地方別に集計したところ以下の通りに。
また、車の支払い方法の項目別に、都道府県のランキングを行った。
一括購入の割合は、全国平均が57.9%なのに対して、徳島県においては約7割の方が一括購入している。一方、ローンを組む割合が高い都道府県では、青森県、岩手県、山形県の東北3県がランクイン。北海道も2位になるなど、寒い地方ほどローンを組む割合が高くなっていた。 カーリースを利用している都道府県は全国平均を大きく上回って沖縄県が1位に。
月々分割で支払う金額は、「1万円~2万円未満」が最多。ただし、大都市圏では「2万円~3万円未満」の占める割合が多い。
Q3. (Q2で「ローン」「カーリース」と回答した方)月々いくら支払っていますか?
1万円~2万円未満が最も多い結果に。地方でも「1万円~2万円未満」の支払いの方が多いのに対して、大都市圏では車の支払額が大きくなる傾向が見られた。
2人に1人は、車の費用は家計の負担になっていないと回答。しかし、ローンを組む割合の高い東北地方では、家計を圧迫しているという結果に。
Q4.(Q2で「カーリース」「ローン」と回答した方)月々の支払いは家計的にきついですか?
全国では「ローン支払いが家計的にきつい」と考えている方は約半数。家計に無理のない金額設定をされている方も多いことが推測される。一方で、都道府県別に見てみると、秋田県(60.7%)や福岡県(60.4%)は「はい」と回答している方が60%を越えており、全国平均の53.7%を7%近く上回る結果だった。
カーリースの認知度は、都市圏では特に高い傾向に。
Q5:カーリースについて、知っていますか?
カーリースの認知度は全国でも78.5%あるという結果が出た。都道府県別に見てみると、東京・福岡という大都市や、仙台を擁する宮城など、人口の多い年では特に認知度が高くなっている。
今回の調査により、新車を一括支払いで購入する方がいる一方、地域によっては、中古車を選択する、分割払いを利用する方も多いということがわかった。また、車両代金の支払いによって家計に負担を感じている方も多いことが調査により判明した。
調査概要
調査対象:18歳以上の全国の男女80,077人
調査期間:2021年12月24日~12月31日
構成/ino.