GoogleアプリとGoogle Chromeアプリの根本的な違いとは？

2024.04.02

iPhone、Androidスマホでは、Googleのサービスを便利に使えるアプリとして、「Google」アプリと「Google Chrome（以下Chrome）」アプリが利用できます。

いずれも検索機能があるので、それぞれの違いがわかりにくくなっていませんか？

そこで今回は、「Google」「Chrome」の2つのアプリの違いに注目し、それぞれの特徴をご紹介します。

「Google」アプリ、「Chrome」アプリをインストールする方法

iPhoneを使っている場合、「Google」アプリ、「Chrome」アプリを利用するためには、App Storeからそれぞれをインストールし、Googleアカウントでログインします。

Androidスマホは、ほとんどの機種であらかじめ「Google」アプリ、「Chrome」アプリがインストールされているので、Googleアカウントでログインして利用しましょう。インストールされていない場合は、下記リンクからダウンロードできます。

では、「Google」と「Chrome」、2つのアプリの違いや特徴を見ていきましょう。

「Google」アプリを開くと、下部に「発見」「保存済み」など4つのタブが表示されています（Androidスマホの場合）。

iPhoneの場合は、下の画像のようになります。

それぞれの機能は後ほど紹介しますが、このように「Google」アプリは、グーグルが提供している様々なサービスを統合するアプリとなっています。

一方「Chrome」アプリは、グーグルの代表的なサービスである〝インターネット検索〟機能を強化したアプリ。iPhoneにプリインストールされている「Safari」と同じく、「ブラウザアプリ」と呼ばれるものになります。

このことから、グーグルのインターネット検索機能以外のサービスも総合的に使用したい場合には「Google」アプリ、とにかくインターネット検索を手軽に行いたい場合には「Chrome」アプリという基準で選ぶと、便利かもしれません。

「Google」アプリでは、iPhone、Androidスマホのどちらでも、右上のアカウントアイコンをタップすることで、Google アカウントの切り替えが可能。同画面から、新しいGoogle アカウントの作成やログインが可能です。

一方、「Chrome」アプリでは、基本的にデフォルトのGoogle アカウントが使われるため、Google アカウントを切り替えるためには、「ログアウト」＞再度「ログイン」が必要です。

「Google」アプリでは、インターネット検索以外にも様々な機能が利用できるとご紹介しました。では、具体的にどのような機能があるのかも確認していきましょう。

Androidスマホの場合は、「Google」アプリに「保存済み」「発見」という項目が用意されています。以前は「コレクション」という名前でしたが、アップデートにより、名前と機能が若干変わっているようです。

「保存済み」は、気に入ったWebページや、行った場所などを、Google アカウントに紐づけて保存できる機能。高評価をしたページや、「発見」タブに表示されやすくするキーワードを保存しておくことができます。

「発見」タブでは、ユーザーがこれまでに検索してきた内容や訪れた場所、「保存済み」タブでフォローした内容に関する、最新のニュースが表示されます。また、検索ボックスから、Google 検索機能も利用できます。

Androidスマホの場合、「Google」アプリ、「Chrome」アプリのどちらでも、ホーム画面から特定のサイトに直接アクセスできるようになる「ショートカット」の配置ができます。

ただし、iPhoneの場合は「Google 」アプリ、「Chrome」アプリのどちらでも、ホーム画面にショートカットを配置することができません。ホーム画面に検索バーなどを配置する、ウィジェット機能は両アプリが対応しているので、こちらを使用するのがおすすめです。

※データは2024年3月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦