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覚えておきたい!起業準備や起業時の困ったを相談できる駆け込み寺

2022.01.30

誰もが起業できる時代になった。サラリーマンから副業に注力した結果、軌道に乗ってきたため起業するなどのパターンは、決してめずらしい話ではなくなった。ところが、いざ、起業しようと一歩を踏み出したはいいけれど、何から始めればいいのか、資金はどうするか、手続きの煩雑さなど、様々な壁にぶつかる。そんなときの「駆け込み寺」が増えている。昨今の起業しやすいジャンルや起業するために必要となるビジョンなども確認しておこう。

起業するならまずこの駆け込み寺へ!3つの方法

1.freeeの起業したい“普通の人”向け雑誌「起業時代」をチェックする

freeeといえばクラウド会計ソフトだが、それ以外にも法人設立や個人開業に必要な書類を無料で5分で作成できる「freee会社設立」や「freee開業」というサービスもあり、起業や開業をサポートしている。

そんなfreeeが、このほど、初の雑誌の刊行を発表した。2022年1月19日に創刊した「起業時代(きぎょーじだい)」だ。コンセプトは『ふつうの人が、フツーに起業できる時代」を創ること。そのために、起業・開業するための段取りをわかりやすく解説、先輩起業家33名のインタビュー、税理士・経営コンサルタント監修の起業に役立つ正確な最新情報といった起業・開業へのハードルを下げる内容を盛り込んでいる。

編集長の井口侑紀氏は、この雑誌を企画した背景について次のように述べる。

【取材協力】

井口侑紀氏
「起業時代」編集長
1987年生まれ。大学卒業後、WEB事業会社に入社。資格や人材に関するWEBメディアを複数立ち上げ。エンジニアとしてサイト制作しながら、編集とマーケティングも担当。2018年マイナビに転職。2021年「起業時代」立ち上げのためにfreeeへ。編集長に就任。その他、個人事業主として農業を支援するプロジェクトにも参画中。
https://www.freee.co.jp/publishing/

「現代は、コロナ禍などの影響もあり、働き方の多様性が以前よりも広がってきています。そのうちの選択肢の一つとして『起業』がありますが、一般的なのは就職・転職活動です。働き方が多様化する中で、もっと多くの人が起業を選択肢にしたほうが、より自分らしく楽しく生きていける可能性が広がると思っています。freeeも『スモールビジネスを、世界の主役に』というミッションを掲げており、そういった考え方と掛け合わせると新しい発信ができるのではないかと思いました。

また中小企業庁による2020年度版『中小企業白書』では、起業意識の国際比較について、日本は起業に必要な知識、能力、経験があると感じている人が10.8%で、海外と比べてかなり少なく、最多のアメリカの54.3%と比べると約5倍の差があります。この調査結果も踏まえ、日本人のみなさんに起業・開業をもっと身近に感じてもらえるようにするために雑誌をつくることにしました」

昨今、起業しやすいジャンルは何だろうか。

「様々な業種での起業を応援しているので、特定に“これが良い”というのは言いづらいですが、開業資金が少なくて済むものは始めやすいのではないでしょうか。例えばWEBデザインのように、モノを作るような仕事などが、それにあてはまると思います」

当雑誌は年2回、1月と7月の刊行予定という。今後は、どんなコンテンツを考えているのか。

「この一冊があれば起業・開業できるというような雑誌にしたいので、起業・開業のノウハウを詰め込んでいきたいと考えています。今後も、起業家のみなさんの事例を多数掲載するので、その中から、自分にいちばん参考にしやすい起業の先輩を見つけてほしいと思います」

実際、雑誌を開いてみると、インタビューが多く、人々の起業ストーリーを多数知ることができる。各々の体験だが、自分のこれからの行動のヒントになりそうだ。

2.若手起業家・志望者コミュニティ「festivo」に参加する

起業家や、これから起業を考えている者たちを支援するコミュニティに参加し、様々な情報を入手したり、経験者や起業の支えとなる人脈作りと出逢ったりすることも大きな助けとなるだろう。その一つが、「festivo(フェスティボ)」だ。

2011年にスタートしてから、参加者は年々増加しており、現在は約9万人の登録者がいる。festivoでは、どんな情報提供や支援が得られるのだろうか。運営元の一般社団法人festivo代表理事、塚本貢也氏は次のように述べる。

【取材協力】

塚本 貢也氏
一般社団法人festivo 代表理事
起業家や人のキャリアを支援し11期目。顧問、メンター約25社、累計100社以上。思考力強化サロン「オンラインサロンノクターン」運営。氷河期世代で一児の父。コロナ禍で休止中だが、以前は様々なリアルイベントを開催していた。
festivo http://festivo.org/
塚本氏Twitter https://twitter.com/KoyaTsukamoto

「起業家、起業志望者の交流機会の創出のためのイベント事業や、プログラミングやSEO、WEB制作などの技術支援の講座、思考力強化のオンラインサロンや様々なフェーズに応じた個別コンサルティングにて、時代を生き抜く思考のきっかけや個人事業主を含む起業家や事業家の起業相談から事業拡大相談、悩みごとの相談などを幅広く行っています。講座については現在コロナ禍のために休止中です。

これまでは、WEBビジネスの始め方やインバウンド関連の相談が多かったのですが、昨今ではシングルマザーの現状打破の相談や、コロナ禍では会社の承継や会社の閉じ方の相談も受けるようになりました」

起業する際には、どんな心構えが必要だろうか。

「『起業には正解がない』ということをまずは理解する必要があるかなと思います。正解があると思うから、安易に“正解を教えてあげる”というような人についていき、だまされて大切なお金を失う人が後を絶たないと感じます。自信を持てるほど、専門技能を磨くことや、審美眼を身につけることの他、それらがなくとも『これってすごくいいアイデアじゃないかなと思うこと』があれば、同意や共感より、まず小さくでも売ってみることが大切だと感じます。

その他、起業の実態をよく知るメンターの存在や、依存ではなく切磋琢磨によって成り立つコミュニティの存在も、一気に知見や協業を加速させますから、そのような人や場所を探す努力も必要だと思います」

そして塚本氏にも、昨今、起業しやすいジャンルを聞いてみた。

「様々な企業の顧問をしていますが、都心では『人材関連』の事業はどこも活況だと思います。また、それに比例して人材の枯渇から、様々なオフィスの『アウトソース』が進んでおり、その引き受け手の事業は伸びていると感じます。

一方、地方でも『WEB制作』会社は安定して受注が取れています。その他、『DX支援』などは新しいトレンドで、元手がなくてもできる『MEO(マップエンジン最適化)※代行』会社などがぽつぽつと生まれ始めています。その他、『ゴーストレストラン立ち上げ支援』や、『WEBマーケティング』代行などもコロナ禍で需要が生まれています。一方で、これまでは起業しやすかった『イベント業』や『民泊』、『飲食』などが消滅しているという状況です」

※MEO(マップエンジン最適化):「Map Engine Optimization」の略で、Googleマップ向けの地図エンジンの検索結果で、上位に表示されるために様々な施策を行うこと

festivoのようなコミュニティに参加することは、自分の既成概念をいい意味で壊し、知見と視野を広げてくれそうだ。

3.起業コーチに相談する

起業にあたって、様々な経験者やメンターへの相談は重要な行動となる。相談先は様々だ。中でも、起業コーチに相談する方法をここでは紹介する。その起業に関するコーチングを行ってくれる人の一人、銀座コーチングスクール横浜校での講師も務める白神敬太氏に話を聞いた。

【取材協力】

白神 敬太氏
株式会社プリミス 代表取締役
新規事業開発・商品企画コーチ×コンサルタント
ソニー(株)にて約25年にわたり商品企画や新規事業開発に携わる。その経験をもっと社会に活かしたいと2020年に独立起業し、モノづくり企業の新規事業開発や商品企画チームの伴走型コーチとして活動中。あわせて自身の起業体験をもとにサラリーマンの起業も応援、サポートしている。銀座コーチングスクール横浜校にて講師も務める。国際コーチング連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ。
(株)プリミス ホームページ https://primis.co.jp/
銀座コーチングスクール横浜校 白神クラス https://www.ginza-coach.com/trainer/kshirakami.html

白神氏に、個人が起業について相談すると、どんな情報提供や支援が得られるのだろうか。

「新規事業・商品企画コーチ×コンサルティングとしての知識・経験と、自身の起業経験をもとに、ご本人にとってベストな起業テーマの選定、市場調査や勝てる事業プラン、具体的な事業計画の作成をサポートし、ご本人のペースにあわせて立ち上げまで伴走支援いたします。私の専門でない分野はその専門家の紹介もいたします。

起業は、戦略・計画・行動(トライアル)のPDCAを高速で回し、焦らず・あわてず・あきらめずにやりぬけば、必ずうまくいきます。起業に少しでも興味がある方は、リスクは考えながら、“小さく試してみる”から始めることをおすすめします」

起業するのに必要な心構えを尋ねたところ、次の2つを行うこと、そしてキーワードを持っておくことが重要だという。

1.「もし絶対に成功するとしたら、どうなっていると最高か?」をできる限り具体的にありありと思い浮かべ、文字でも写真でもよいので、いつも見えるところに貼っておく。

2.具体的な数値で事業計画を立てる。すると、やるべきことが明確になる。

【参考】白神氏自身が持っていたキーワード
「選んだ道はすべて正しい」
「自分の未来を信じる」
「焦らず、あわてず、あきらめず」

「3年、あきらめずに踏ん張れば、なんとかなります。私もそう言われて踏ん張り、今となってはその通りでした」

ところで、個人が昨今、起業しやすいジャンルは何だろうか。

「誰もが起業できる時代になりましたが、と言っても起業は簡単ではありません。起業しやすいジャンルは、ご自身に合ったテーマです。つまり、『やりたいこと』×『できること』×『ビジネス性があること(社会貢献になること)』をいかに見つけるかということ。

最も大切なのは『やりたいこと』です。やりたいことでなければ、うまく行かない場合にめげてしまいます。『できること』は、現在できることだけでなく、これから習得することも含みます。また『ビジネス性』はやってみないとわからないことも多く、仮説・検証を繰り返しながら、立ち上げていくことになります。したがって、まずは『やりたいこと』×『できること』×『ビジネスになるかもしれないこと』を考えてみて、小さくやってみながら見えてきたものが、ご自身にとって最もよいジャンルと言えます」

起業コーチに相談することで、困ったときにいつでも相談にのってくれ、伴走してくれるというメリットが得られそうだ。

普通の人が起業できる時代になったものの、起業はそう簡単にできるものではないことは変わっていない。それを踏まえた上で、自身のやりたいことと信念を固めることが成功への近道といえそうだ。さらに、いかに信頼できるメンターや情報源を見つけられるかも重要であろう。

取材・文/石原亜香利

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