スタイル別で見えたキャンパーの懐事情
コロナ禍で密を避けたキャンプ人気が加熱中。TAKIBIの運営をおこなうフォーイットは、キャンプ経験がある全国の10代~60代までの男女500人にキャンプに関するアンケートを実施した。
1回のキャンプで使うお金は「5,000円以上~1万円未満」が最多
出典:https://www.takibi-reservation.style/media/
「1回のキャンプにかける予算はいくらまで?」という質問に対し、最多だったのは「5,000円以上~1万円未満(26%)」。
次いで「1万円以上~2万円未満(23%)」「5,000円未満(23%)」「2万円以上~3万円未満(18%)」「3万円以上~4万円未満(5%)」「4万円以上~5万円未満(3%)」「5万円以上~10万円未満(1%)」「10万円以上(1%)」の順に続いた。
続いて、キャンプスタイル別で詳細を見てみよう。
ソロキャンプの予算は「1万円以内」がおよそ7割
出典:https://www.takibi-reservation.style/media/
1人でキャンプを楽しむ「ソロキャンプ」の予算は、およそ7割が1万円以内と回答。ソロキャンプはキャンプ場の入場料や食費が少なく済むことが多いため、費用を抑えられることが多い。
次いで多かったのは「2万円以上~3万円未満(12%)」。「一人で自由に過ごす時間を贅沢なものにしたい」と食材のグレードを上げて豪華なキャンプ飯を楽しんだり、昨今注目されつつあるソログランピングを楽しむ人が増えているのが要因かもしれない。
デュオキャンプ・グループキャンプは、5,000円以上~2万円未満が最多
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2名以上の複数人で行う「デュオキャンプ」や「グループキャンプ」では、5,000円以上~2万円未満の割合が一番多い結果となった。
予算の振り幅が大きい理由として、利用者の様々な目的にあると考えられる。「キャンプを手軽に済ませたい」という人がいる一方、キャンプと併せて周辺の観光を楽しむ、こだわりの料理を準備するなど「友人や恋人と過ごす時間を充実させるために予算をかける」という人も一定数いると考えられる。
また、デュオキャンプとグループキャンプの予算感が近いことから、今のグループキャンプはテントを持ち寄って「2人1組で楽しむスタイル」が主流になっているであろうと推測できる。
ファミリーキャンプのおよそ6割が「1万円以上~3万円未満」
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ファミリーキャンプになると、1万円以上~3万円未満がおよそ6割と最多に。
1万円未満が3割いることから、「交通費がかからない近場でキャンプする」「無料キャンプ場を選んでいる」といったファミリーも一定数いることが予想される。
アンケート全体についてのサマリー
アンケート回答者のおよそ9割の方が、キャンプ一回あたりの費用を「5,000円~3万円未満」にしていることが分かった。
キャンプブームに伴い楽しみ方も多種多様になった今、公営無料キャンプ場やレンタルギアサービスを利用するなど、工夫次第では一回あたりのコストを抑えることも可能だ。
キャンプをする際に「食費」「場所代」「移動費」など、何にお金がかかっているのか見返すことで、キャンプがもっと身近なものになりそうだ。
調査概要
対象者:18歳~65歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2021年12月14日(火)
出典元
キャンプ・アウトドアの総合情報サイト[TAKIBI]
https://www.takibi-reservation
構成/ino.