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目的、頻度、よく行くチェーン、よく購入するもの、1200人に聞いたコンビニの利用実態

2022.01.26

お昼ご飯やコーヒーを毎朝ルーティン的に購入する、チケット発券やコピー機使用に入店、コンビニエンスストアを利用する目的は様々だ。

しかし、その利用実態はコロナウイルス感染拡大の影響で変化しつつある。リモートでの勤務となり勤務先近くのコンビニエンスストアをあまり利用しなくなった、もしくは遠方への外出を避けるため近くのコンビニ利用が増えた方もいるかもしれない。

そこでネオマーケティングは、今回は生活者1200名に対し、その購入実態・入店目的に加え、そのコンビニを選ぶ理由やコンビニ以外では購入しないもの・ルーティンとして購入するもの等を聴取した。

男女1200人に聞いた「コンビニ利用のいま」

普段コンビニに行く頻度

普段コンビニに行く頻度を聞いた。(公共料金支払い・立ち読みといった商品を購入しない場合の入店も含めて回答) 

「1週間に1~2回程度」が36.1%で最も高い割合となった。一方、1週間に5~6回以上行くヘビーユーザーも11.6%存在した。

普段行くことがあるコンビニ・最も頻繁に行くコンビニ

普段行くことがあるコンビニ、またその中で最も頻繁に行くコンビニを聞いた。

「普段行くことがあるコンビニ」「最も頻繁に行くコンビニ」共に、セブンイレブンの割合が最も高くなった。

また、「北海道」「北海道を除く東日本」「西日本」で回答を比較した。

北海道を除く東日本と西日本の傾向は概ね近似している。しかし「普段行くことがあるコンビニ」としてのミニストップの割合について、北海道を除く東日本は西日本よりも6.5ポイント高くなった。

北海道では、「セイコーマート」の割合が非常に高く、「普段行くことがあるコンビニ」として72.0%を獲得。この割合は、北海道を除く東日本で「普段行くことがあるコンビニ」として73.8%となったファミリーマートと同程度の割合だ。

そのコンビニを選ぶ理由 

普段最も頻繁に行くコンビニについて、そのコンビニを選ぶ理由としてあてはまるものを聞いた。

全体の結果をみると、「家から近いから」が約60%と圧倒的に高い割合となり、そこに「普段よく利用する駅や場所から近いから」「職場から近いから」と距離を理由とする回答が続いた。

「そのコンビニのプライベートブランドの商品で欲しいものがあるから」は16.3%、「そのコンビニ独自のホットスナック・デザート類が食べたいから」は11.2%と、コンビニ独自の理由も一定の割合を獲得した。

また、最も頻繁に行くコンビニごとに回答を比較しました。上のグラフは「普段行くことがあるコンビニ」として70%以上を獲得したコンビニ4社を表示している。

すると、コンビニを選ぶ理由に特徴がみられたのは、セイコーマートとセブンイレブンだった。「そのコンビニのプライベートブランドの商品で欲しいものがあるから」の割合について、セブンイレブンでは17.9%・セイコーマートでは29.2%を獲得しました。この割合は「職場から近いから」、さらにセイコーマートにいたっては「普段よく利用する駅や場所から近いから」といった距離に関する理由よりも高く、そのコンビニ独自の魅力が距離の近さに勝っていることが分かる。

普段コンビニに行く目的

普段コンビニに行く目的を聞いた。

「おやつ購入」で約50%を占め、次に「お昼ご飯購入」44.3%、そして「銀行ATM利用」が25.7%で続いている。ご飯の購入のなかでも、「夕飯購入」「朝ご飯購入」についてはそれぞれ12.3%・10.1%となり、「トイレ」「チケット発券・公共料金支払い」等といった商品購入以外の目的よりも割合は低くなった。

また、「北海道」「北海道を除く東日本」「西日本」で回答を比較した。

上位の「おやつ購入」「お昼ご飯購入」といった目的は3つの地域で変化がみられなかったが、「タバコ購入」「お酒購入」については特に地域差がみられた。北海道では、「タバコ購入」「お酒購入」を目的とする割合について、西日本と比較してそれぞれ5.2ポイント・9ポイント高くなった。

また「夕飯購入」を目的とする割合が、北海道は西日本より4.2ポイント高い点にも注目だ。

普段購入するもの・ルーティンとして購入するもの

コンビニで普段購入するものを聞いた。また、その中で「ほぼいつも購入するもの」(※)を聞いた。

※「ほぼいつも購入するもの」は、必ずと言ってもいいほど購入するもの(日常的にルーティン化しているもの)と定義。

ルーティン的に購入するものは「お弁当・おにぎり・サンドイッチ」「飲料」が23.6%で並んだ。

コンビニ以外では購入しないもの

コンビニで普段購入するものの中で、コンビニ以外(スーパー・デパート等)では購入しないものを聞いた。上のグラフは、当てはまるもののみを表示している。

8.1%の方が、たばこをコンビニ以外では購入しないという結果だった。  

また、前掲した設問【普段コンビニに行く目的】についても、「タバコ購入」は18.5%を占めている。たばこの販路としてのコンビニの重要性が分かる。

本来の目的外で購入することが多いもの

コンビニで普段購入するものの中で、本来の目的外(※)で購入することが多いものを聞いた。

※本来の目的外での購入とは、「ついで買い」のことをここでは意味する。

例:タバコを購入する目的で入店したがついでにお菓子も1つ購入する/コンビニのATMでお金をおろすことが目的で入店したがついでにコーヒーを購入する

「デザート」や「お菓子」といった「おやつ」に分類されるものが上位に入ったが、一方最も割合が高かったのが「お弁当・おにぎり・サンドイッチ」で、11.2%だった。

本来の目的外で購入することが多いものとして「お弁当・おにぎり・サンドイッチ」を選択した方について、前掲の設問にて聴取した【普段コンビニに行く目的】を見ると、「雨宿り・時間つぶし」を目的とする割合が33.3%で最も高いことが分かった。僅差の30.8%で「イートインスペースの利用」、23.7%で「立ち読み」が続いている。時間つぶし・立ち読みついでにお弁当を購入する、ということは少なくないようだ。

調査概要

調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施

調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳~79歳の男女

有効回答数:1200名(北海道:400名、北海道を除く東日本:400名、西日本:400名)

調査実施日:2021年12月10日(月)~2021年12月14日(火)

構成/ino.

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