コードレスに音楽が楽しめる便利さから、今や多くの人が愛用しているBluetoothイヤホン。中でも「完全ワイヤレスイヤホン」タイプは取り回しが良く、各メーカーから様々な特徴を持つ製品が登場しています。
完全ワイヤレスイヤホンは、コンパクトで使い勝手が良く便利な反面、バッテリーを搭載するスペースが少ないこともあり、連続駆動時間が重要なポイント。そこで今回は、ロングバッテリーの目安といえる〝10時間以上〟の連続再生時間を持つ完全ワイヤレスイヤホンを紹介していきます。
ロングバッテリーにノイズキャンセリング機能搭載で約1万円のBluetoothイヤホン【AVIOT/TE-BD11t】
初めに紹介するのは、人気ミュージシャンとのコラボ製品なども多く展開することで有名なオーディオメーカー・AVIOTの「TE-BD11t」。完全ワイヤレスイヤホンながら、単体で最大18時間のバッテリー性能を有しています。
本製品の特徴はバッテリー性能だけでなく、左右計4つのノイズ軽減用マイクによるハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能や、外音取込モードも搭載されています。
また、1万5400円という価格としては珍しい、ダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアドライバーの2つを組み合わせた、「ハイブリッド・デュアルドライバー」を搭載しているのもポイント。バッテリー性能に加え、音質にもこだわられた製品です。
【参照】AVIOT/TE-BD11t
重低音特化の音質とタフネスボディを採用した長時間駆動Bluetoothイヤホン【JVC/HA-XC91T】
JVCの「HA-XC91T」は、大口径12mmドライバーに加え、独立音響チャンバーをドライバーユニットの背面に配置し、バッテリーや電気回路基板などからドライバーを隔離することで、リアルで重厚感のある低音の響きを再現する完全ワイヤレスイヤホン。
本製品もハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しており、バッテリー持続時間はノイズキャンセリングON時に11時間、OFF時には17時間を確保。10分の充電で約90分の音楽再生が可能な急速充電にも対応しています。
また、本体はIP55相当の防水・防塵性能を有しており、汗や水、砂ぼこりに強いという特徴があるので、ワークアウト時に着用するのもおすすめです。
【参照】JVC/HA-XC91T
〝3Dループサポート〟搭載でホールド感抜群のロングバッテリー搭載イヤホン【audio-technica/ATH-CKS5TW】
完全ワイヤレスイヤホンながら、単体で連続最大15時間、ケース併用で45時間も駆動する、audio-technicaの「ATH-CKS5TW」もおすすめの製品。公式HPでの販売価格は1万4850円となっています。
本製品は、低遅延に定評のある「Qualcomm TrueWireless Stereo Plus」に対応。加えて、左右独立伝送方式を採用しているため、音切れに強く安定した接続性が魅力です。
内部には2層の振動板を採用した専用の10mmドライバーを搭載しており、重低音の響きに注力されています。本体には「3Dループサポート」が備えられており、耳をしっかりとホールドできるようになっています。
文句なしの高音質Bluetoothイヤホンもロングバッテリーを搭載【ソニー/WF-1000XM4】
ソニーの「WF-1000XM4」は、ソニーストアでの販売価格が3万3000円のハイエンド完全ワイヤレスイヤホン。高レベルのノイズキャンセリング性能や、精細な音質が有名なモデルになっているので、イヤホンにあまり詳しくないという人でも、目にしたことがあるかもしれません。
本体には、2つのセンサーから集音した騒音と、プレイヤーの音楽信号をデジタル化し、騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を生成することで、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現しています。また、「LDAC」という、高精細な音を再生できる規格に対応し、原音に忠実な音楽が楽しめます。
バッテリー性能は、ノイズキャンセリングON時が単体で8時間、OFF時には最大12時間と優秀。5分間の充電で約60分再生可能な急速充電が利用できるほか、ケースはワイヤレス充電にも対応しています。
【参照】ソニー/ WF-1000XM4
※データは2021年12月上旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦