小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

携帯番号やメアドで送金できる便利で安価な決済インフラ「ことら送金」

2022.02.01

ことら送金

 最近では各銀行が独自のアプリを提供。スマホから手軽に銀行振り込みができる。送金先の口座をアプリで指定するのが基本だ。そんな従来の振り込み方法を刷新すべく、みずほ、三菱UFJ、三井住友、りそな、埼玉りそなの5行が出資して「ことら」を設立。新しい決済インフラを2022年上半期中に開始予定だ。

 具体的には、まず利用者が自身の受取口座となるアプリで携帯電話番号やメールアドレスを登録し、自身の口座番号と紐付ける。

 あとは携帯番号やメールアドレスを指定するだけで、手軽かつ安価に送金できるというのが、ことらが作ろうとしている仕組みだ。

「ことら」は銀行や送金サービスを提供する事業者を相互につなぐネットワークを提供する予定。当初は5行から開始し、ほかの銀行、銀行系の決済サービス、QRコード決済サービスなどにも相互利用を進めていく考え。ことらは各事業者からシステム利用料を受け取り、運営費をまかなう想定だ。

「『ことら送金』は送金と一緒に短いメッセージを送る機能を用意するつもりです。現金のやりとりにまつわる人々の思いも『ことら送金』でつなげていきたいと思っています」(ことら 広報担当者)

「ことら送金」なら同じ金融サービスを利用していない人同士でも、割り勘した食事代金や立て替え代金のやりとりがスマートに。キャッシュレス決済がさらに加速するだろう。

銀行系PayやQRコード決済など多様化する支払いの〝かけはし〟に!?

ことら送金

海外では携帯番号だけで簡単に送金できるサービスが普及している。2022年開始予定の「ことら送金」は同様のサービスに当たり、様々な送金サービスの相互利用を目指す。互いが利用する金融機関に関係なく、手軽にお金をやりとりできるようになる模様。

「ことら送金」ボタンが加わる場合の決済アプリの利用イメージ

ことら送金

「ことら送金」のUIは決済サービス事業者ごとに異なる予定。「ことら送金」ボタンを追加する場合は、上記のような利用イメージになる。相手が携帯番号もしくはメールアドレスを事前登録していれば、手軽に送金が完了。メッセージで気持ちも伝えられる。

取材・文/綿谷禎子

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。