小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

サンキューマートの858円完全ワイヤレスイヤホン、429円ワイヤレススピーカーはどこまで使えるか?

2022.01.23

エルソニック株式会社が展開する「サンキューマート」は、取り扱っているほぼ全ての商品が390円(税別/税込429円)と、お得感抜群の雑貨店。2021年12月時点では、全国に102店舗を展開しています。

そんなサンキューマート店舗にて、2021年12月中旬以降に順次発売となるのが、なんとワイヤレスイヤホンと、ワイヤレススピーカー。一般的に安価なモデルでも、5000円以上が当たり前の製品ながら、ワイヤレスイヤホンは858円、ワイヤレススピーカーは429円での販売となります。

ここまで安いワイヤレス製品となると、音質や接続性などが気になるところ。2製品を実際に試せたので、使用感を紹介していきましょう。

858円の完全ワイヤレスイヤホンは軽さ/携帯性が抜群!?

まずはワイヤレスイヤホンの性能についてチェックしてみましょう。イヤホン本体は音の出る部分に、六角形の棒状のパーツがついた形状になっており、棒状の部分にセンサーが搭載されているため、再生や一時停止、受話/終話といった操作を行えます。

本体質量は片耳わずか約3.3gとかなり軽量。プラスチック素材を採用しているため、高級感があるとはいい難い質感ですが、これは価格を考えれば十分許容できる内容。その分軽さが快適ですし、「オープン型」という耳の穴を完全に塞がないデザインになっているので、装着感は優秀です。

充電ケースもプラスチック素材を採用しており、約23g(イヤホンの重量を除く)と軽量。ケース自体の充電はmicroUSBケーブルにて行います。近年はUSB Type-Cが主流になりつつあるため、microUSBケーブルを見かけることは少なくなっていますが、購入時には互換性のあるケーブルが付属するため、困ることはないでしょう。

カラーバリエーションは、ホワイト、グレー、ブルー、ピンクの4色となっています。

お値段以上の接続性と音質を実現!? 実用性はいかに!

さて、858円のワイヤレスイヤホンとなると、気になるのはやはり接続性や音質といった部分でしょう。どれだけ安い製品でも、安定したリスニングが出来なければ、イヤホンとして活躍できません。

本製品は「Bluetooth 5.0」という規格に対応しています。最新の規格は「Bluetooth 5.2」なので、決して最先端というわけではありませんが、安定した接続を行うためには十分でしょう。実際、接続距離は最大15mとなっており、部屋の中を移動する程度であれば、音が途切れることはほぼありませんでした。

音質を数万円する完全ワイヤレスイヤホンと比較するのはさすがに酷なのですが、音の輪郭はややぼやけており、ツブ感に弱い印象を受けます。

とはいえ、低音から高音までしっかりと耳に届くように作られており、細かい音の推移もしっかりと捉えられています。価格を考えれば「よくここまでできた」と思わされる品質になっており、多くの人が満足できるのではないでしょうか。

バッテリーはイヤホン本体で最大3時間の連続再生が可能。近年の完全ワイヤレスイヤホンと考えると、短めの駆動時間ではありますが、これも価格を考えれば十分な性能といえそうです。

ワンコインでお釣りがくるワイヤレススピーカーの実力は!?

続いて、ワイヤレススピーカーの性能もチェックしていきましょう。先にも触れた通り、本製品の販売価格は429円。ワンコインでお釣りがくるワイヤレススピーカーとなると、期待せずにはいられません。

まず注目するべきはサイズと質量でしょう。本体は6.2cm×5.9cm×5.9cmの円柱形になっており、テニスボール程度のサイズ感。質量も約110gと軽量になっており、ストラップも付属するため、自宅の中で手軽に移動させて使用できます。カラーバリエーションは、こちらもホワイト、グレー、ブルー、ピンクの4色です。

コンパクトなサイズ感ながら、しっかりと音圧をもってサウンドを鳴らすことができます。音質としては、低音域から高音域までを満遍なく響かせており、多少ぼやけた印象もあるものの、しっかりと音楽に集中できます。

「音楽は高精細/大迫力な音質で楽しみたい」というハイエンド指向の人でも、例えばラジオ試聴用のスピーカーとして使うのもありでしょう。

個人的に驚いたのが、音の遅延が最小限に抑えられている点です。Bluetoothという無線技術の性質上、音が遅れてしまうのはある程度仕方のない部分なのですが、本製品をスマートフォンと接続して動画視聴を行ったところ、ほぼ気にならないレベルの遅延にまで抑えられていました。

また、今回は試せていないのですが、本製品は2台を同時に接続することで、ステレオ再生(左右からの立体音響)を楽しむことが出来ます。2つ購入しても1000円以下に収まると考えると、この使い方こそ正解なのかもしれません。

電源ボタンは本体底部に搭載。連続最大3時間に対応。

2000円でワイヤレスオーディオ環境が整う時代!?

紹介してきた通り、サンキューマートで販売される「ワイヤレスイヤホン」「ワイヤレススピーカー」はそれぞれ858円/429円と、圧倒的な安さが魅力。ここまで安いと接続性や音質などに不安がありましたが、十分実用的な製品に仕上がっています。

ワイヤレスイヤホン1台に加え、ステレオ再生用にワイヤレススピーカーを2台購入しても1716円。これだけ手軽に手に入るワイヤレス製品はほぼないので、とにかく安くオーディオ環境を作りたいという人は、ぜひサンキューマートに足を運んでみてください。

取材・文/佐藤文彦

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。