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2in1ノートPCで何を買おうか迷ったら「Surface Pro 8」を最初に検討すべき理由

2022.01.26

今でこそ各メーカーから発売されるようになった“2in1”タイプのノートパソコンですが、その先駆け的存在がマイクロソフトの「Surface」シリーズでしょう。ディスプレイとキーボードが完全に分離し、タブレットのようにも利用できる仕様は、いまや誰もが知る形状です。

そんな人気シリーズの最新モデル「Surface Pro 8」は、テレワークの普及などを特徴に持つ“ニューノーマル”時代のビジネスパーソンにこそおすすめしたい完成度の高さ。実機を試せたので、レビューをお届けしていきましょう。

ディスプレイとキーボードがセパレートする機動力こそがSurfaceの魅力

先にも触れた通り、Surface Pro 8はディスプレイとキーボードが完全に分離する、「セパレート型」と呼ばれる2in1タイプのノートパソコン。ディスプレイはタッチ操作に対応しているので、タブレットのようにも利用できます。

ディスプレイは13型で、解像度2880×1920、最大120Hzのリフレッシュレートにも対応しています。画面の縦横比率は3:2となっており、ノートパソコンとして考えると縦に幅を持ったデザイン。そのため、WebページやSNSなど縦に幅を持つアプリを表示した際に、多くの情報をまとめて確認できるようになっています。

特に、Surface Pro 8にプリインストールされている「Windows 11」では、Androidスマートフォン用アプリを使えるようになります(執筆時点では国内未実装)。SNSアプリを複数表示するという意味でも、縦幅が広いのはありがたいポイントでしょう。

本体質量は891g。これはディスプレイ部分のみの重さとなっており、別売のタイプカバーを併用すると基本的には1㎏超になります。タブレットとしても利用できる2in1タイプだからこそ、もう少し軽いとありがたいのですが、カバンに入れて持ち運ぶ分には問題ない重さです。

ビジネスシーンでSurface Pro 8を使用するとなると、資料作成などではやはりキーボードを装着してノートパソコンのように、プレゼンや商談に用いる際にはタブレットのように使うなど、シーンに応じて自由にスタイルを変えられるのが魅力。もちろん、仕事が終わった後には、タブレットとして自宅で動画を見るといった使い方にも適しています。

筆者のような仕事の場合、原稿を書く際にはノートパソコンスタイルで、オンライン発表会を見る際などには、タブレットスタイルで使用するといった使い分けが便利でした。

Officeアプリ×「Surface スリム ペン 2」で作業効率UP!?

こちらも別売ですが、Surface スリム ペン 2をSurface Pro 8と共に使うことで、ビジネスシーンでの作業効率が向上します。

Surface スリム ペン 2の本領が発揮されるのがOfficeアプリの編集作業です。WordやExcel、PowerPointといったソフトを使って資料を作成する際、Surface スリム ペン 2でマルを描くことで部分的に選択したり、バツを描くことでいらない部分を削除することができます。

イメージとしては、普段マウスで行う作業をタッチペンで代用する形です。もちろんマウスの操作も便利ですが、タッチペンはより直感的に操作でき、マウスを持ち出していない屋外でも手軽に使用できるのがポイントでしょう。

また、Surface スリム ペン 2の上部はボタンになっており、ワンクリックで「Microsoft Whiteboard」というメモアプリを起動できます。こちらもちょっとしたメモを取る際に便利な機能になっています。

Surface スリム ペン 2に加えてSurface Pro用のキーボードはいずれも別売。公式HPより、タッチペン単体、キーボード単体、タイプカバーにSurface スリム ペン 2が格納されているセットモデルがそれぞれ購入できます。

キーボードは先にも触れた通りタイプカバー式のものなので、薄く軽量なのが特徴。しっかりと沈み込むキーになっているので、打鍵感も悪くないのですが、大量の文章を力強く打ち込みたいという人には不向きでしょう。軽快に手早くキー操作を行いたいという人におすすめです。

テレワークに便利な高性能マイク&スピーカー搭載! 意外と嬉しいアウトカメラ!?

Surface Pro 8のCPUは第11世代インテルのCore i7/Core i5から選択可能。メモリ容量は8GB/16GB/32GBの3パターン、ストレージ容量は128GB/256GB/512GB/1TBの4パターンから選択できるようになっています。

もちろん構成によって動作は変わりますが、最小構成となる第11世代インテル Core i5/メモリ8GB/ストレージ 128GBであっても、一般的なビジネスシーンでの利用においては十分なスペックでしょう。

インターフェースは本体右側面にThunderbolt 4搭載USB Type-Cが2つとSurface Connectポート、左側面に3.5mmヘッドホンジャックと音量調節ボタンが搭載されています。

テレワークの普及でオンライン会議を使用する機会が増えた昨今では、マイク性能やオーディオ性能なども重要なポイント。Surface Pro 8は「Dual far-field スタジオ マイク」と「Dolby Atmos オーディオ搭載 2W ステレオ スピーカー」を採用することで、音声に関しても満足度の高い仕上がりになっています。

インカメラ(フロントカメラ)は5.0MPでフルHDビデオの撮影に対応。「Windows Hello」を利用することで、顔認証によるロック解除も利用できます。

また、ノートパソコン製品としてみると珍しいのが、アウトカメラ(リアカメラ)の搭載でしょう。ノートパソコンに必要ないと思う人もいるかもしれませんが、資料を撮影してPDFファイルとして保存したり、QRコードを読み取るといった際に有用。オートフォーカス機能も付いている、優秀なカメラとなっています。

機動性・操作性・動作性の3拍子を備えた安定感抜群の2in1ノートパソコン「Surface Pro 8」

Surface Pro 8はセパレート型の特徴を活かし、自由なスタイルで使用できる機動力、Officeソフトの編集を含む、Surface スリム ペン 2とキーボードを併用することで得られる操作性、文句なしのハイスペックにオンライン会議で活躍できる動作性を備えたバランスの良い製品。

ノートパソコンに求める性能は人によって様々ですが、いかなるシーンでもスタイルを変えて活用できる柔軟性を持つ本製品は、多くのビジネスパーソンのニーズを満たせる製品とも思えます。

配信が開始したばかりの「Windows 11」も含め、ソフトウエア/ハードウエアの両方を自社で開発しているため、動作が最適化されており、安心感があるのもポイント。新しい働き方に合わせてノートパソコンの購入を検討している人には、ぜひ試してほしい製品です。

取材・文/佐藤文彦

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