ネットの炎上を遊びながら学べる斬新なカードゲーム「大炎笑」
ゲームクリエイティブ集団・PANTSが企画・開発、ゲームデザインを米光一成氏が担当した、ネット炎上をカードでシミュレーションできるゲーム『大炎笑』第4版が好評につき、全国のロフト(一部取り扱いのない店舗もあり)、ネットストア・イエローサブマリンでの一般発売を開始した。
『大炎笑』はネットの炎上を遊びながら学べると全国の小・中・高校100校以上をはじめ、家庭や友人と様々なところで遊ばれてきた。
今回、第4版を製作するにあたり、要望の多かった1人プレイ・2人プレイルールも開発し、より多くの場面で炎上シミュレーションが可能に。
これまで同様、引き続きロフト・イエローサブマリンなどの店舗(合計130店舗以上)にて、手軽に購入できる。
■ネット炎上をシミュレーションできるカードゲーム
「大炎笑」は、世にも恐ろしい炎上をみんなで楽しく遊びながら疑似体験できるカードゲーム。自分の発言がどんどん炎上していく怖さと、炎上させることがだんだんと楽しくなっている自分の心の恐ろしさを体験できる。
けれどゲームが終わるころには、不思議とみんなが仲良くなれていることに気づくはず。それこそが、お互いの顔を見ながら本音を言い合える「カードゲーム」ならではの魅力だ。
・プレイ人数:1~5人 ・プレイ時間:10分 ・推奨年齢:12歳~
・プレイイメージ お互いの発言を炎上カードで炎上させていく。
各界のコメント
大西久雄さん 元 越谷市立平方中学校長
「オンライン時代の教育は、心の準備・整備も大事。『体験し、考え、議論できる』このゲームはそのヒントとなる」
※大西先生の協力にて授業で使用する際のシラバス(指導案)を用意。
◆中学校の「道徳」授業用
・シラバス(.pptx) https://drive.google.com/file/d/16BiZJTJ2KHtAUNpsQ6ecGiTqmceYT6VB/view
・投影資料(.pptx) https://drive.google.com/file/d/1Dp6x1CeSkBkqhbBzx7zrR6_nkqCqglKW/view
・シラバス(.pdf) https://drive.google.com/file/d/1Ab6qWUl3knCLsSkWoS4WIa_GHlJ_zFHi/view
・投影資料(.pdf) https://drive.google.com/file/d/1p61KkzLepQ-wtmb06TT3q6ztR2_KZ8GY/view
精神科医 鈴木瞬さん
2009年高知大卒、筑波大院修了。博士(医学)。
「誰かのSNSを炎上させる人って、匿名性に守られた安全地帯にいながら、無責任かつ刹那的な発言で瞬時に相手を攻撃できるんですよね。でも、この『大炎笑』というゲームはまったく逆です。
目の前に相手がいて、場の空気や会話の流れを意識して自分の言葉で発言する。そして、相手から負のリアクションがちゃんと返ってくる(※下図参照)。
炎上させる人の意識って相手がどう思うかにまでは至っていないわけです。でもこの『大炎笑』は、相手がどう思うかを強く意識させられる。そう考えると、特に教育的な意味合いで面白いゲームだと思います。」
炎上を象徴するコメント「頼むから消えてくれ。」「こいつ、いらないでしょ。」
「こういったコメントは、自分中心に世界を捉えた勝手な物言いですよね。嫌ならばその発言を見なければいいわけだから。しかも発言の内容ではなく、相手の実像や人格自体を否定する言葉です。ネット上で、そんな刹那的な言葉が溢れる今だからこそ、あえてアナログな形式で『これを言ったら相手はどう思うのか?』という想像を喚起する。そんなゲームとして捉えてもらえるといいと思います。」
■販売概要
『大炎笑』 1セット ¥2,200(税込)
内容物:炎上カード31枚、発言用紙100枚、マニュアル
関連情報:https://daienjo.theshop.jp/
構成/DIME編集部