何人かで外国の映画を観る時に勃発しがちな、字幕派 vs 吹き替え派問題。実際のところ、どちらの派閥が優勢なのだろうか?
そんな字幕と吹き替えに関する意識調査がこのほど、株式会社PLAN-Bにより、全国の10代~70代の男女1000人を対象にして実施された。
57.8%の人が「字幕」と回答し、過半数を占める
「映画を見るとき字幕と吹き替えどっちが多い?」と質問したところ、「字幕」と回答した人が57.8%で、過半数を占めた。さまざまな国の映画があり、日本映画以外は字幕がつけられているか吹き替えかを選択することになるが、6割近い人は字幕で映画を見ているようだ。
「映画を見るときはいつも決まってるか」と聞くと、最も多い回答は「いつも字幕」38.9%だった。4割近い人が映画を見るときは字幕とこだわっているようだが、「ものによる」「いつも吹き替え」もそれぞれ約3割の人が回答していることから、映画の字幕や吹き替えは好みの問題であると考えられる。
次に字幕派と、吹き替え派、ものによる派、それぞれに対して回答理由を自由回答形式にて尋ねた。すると、以下の意見が多く寄せられた。
<字幕派の多かった意見まとめ>
・口の動きに合っていなくて不自然に感じる
・違和感がある
・字幕の文字が楽しみ
・俳優の声も貴重
・吹き替えはいかにも演技という感じがする
<吹き替え派の多かった意見まとめ>
・目が疲れる
・映像を見落とす
・集中できない
・字幕は文字数が限られている
・年をとったから
・何かをしながらでも見れる
<ものによる派の多かった意見まとめ>
・暇つぶしに見るときは吹き替え
・疲れているときは吹き替え
・英語の勉強で吹き替えを見てから字幕
・声優が上手い下手で変える
・ながら見と集中するときなど状況によって変える
一番好きな国の映画ランキング、1位は「アメリカ(ハリウッド)映画」
「一番好きな国の映画」を聞いたところ、1位は「アメリカ(ハリウッド)映画」(668人)だった。2位に「日本映画」(215人)がつけているが、1位との差は3倍以上とアメリカ(ハリウッド)映画は圧倒的な人気であることがわかる。
<調査概要>
・アンケート内容:「映画は字幕派?吹き替え派?」に関するアンケート
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:全国の10代~70代以上の男女1000人(男性331人 / 女性669人)
・実施期間:2021年12月4日~12月5日
出典元:エラベル(ELABEL)
https://elabel.plan-b.co.jp/
構成/こじへい