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不動産のプロに聞いたWithコロナ時代に人気の住まいの条件と設備

2022.01.12

ビフォーコロナ時代とウィズコロナ時代で、生活者が求める賃貸および持ち家の条件・設備にはどのような違いがあるのだろうか?

不動産情報サービスのアットホームではこのほど、全国のアットホーム加盟店を対象に、2020年4月前後に賃貸物件および売買物件で求められている条件や設備について調査を実施した、「不動産のプロが選ぶ!『ウィズコロナ時代に人気の条件・設備』ランキング」を発表した。

【賃貸編】ビフォー・ウィズコロナ1位 「無料のインターネット環境」

<ビフォーコロナ>
Q. おうち時間が増加したり、テレワーク・オンライン授業が普及したりするコロナ前(~2020年4月)、人気だった条件・設備【賃貸物件】を教えてください。(複数回答)

<ウィズコロナ>
Q. おうち時間が増加したり、テレワーク・オンライン授業が普及したりしたコロナ以降(2020年4月~)、人気になった・注目された条件・設備【賃貸物件】を教えてください。(複数回答)

■「通信速度の速いインターネット環境」を重視する人が増加

不動産のプロである不動産会社のスタッフに、新型コロナウイルス感染拡大(2020年4月)前後に人気の条件・設備を聞いたところ、ビフォーコロナ・ウィズコロナどちらも「無料のインターネット環境」が1位だった。

不動産会社からは「インターネットが必須になり、少しでも費用を抑えたいと考えているお客さまが多いです」「インターネットは導入に時間がかかる場合があり、入居後すぐにインターネットが使える環境は人気です」という声があった。

2位は、ビフォーコロナでは「宅配ボックス」だったのに対し、ウィズコロナでは「通信速度の速いインターネット環境」だった。ウィズコロナでは、オンライン授業やテレワークを実施する学校・企業が多く、より通信速度の速いインターネット環境を求める人が増えたようだ。「オンライン授業やテレワークが増え、通信速度に関しての問合せが一番多いです」という不動産会社も多数いた。

3位には、ビフォーコロナでは「スーパーやコンビニなど周辺施設が整っている」、ウィズコロナでは「ワークスペースを確保できる間取り」がそれぞれランクインした。以前は8位だった「ワークスペースを確保できる間取り」は、新型コロナウイルス感染拡大以降に人気の条件となった。

【購入編】ビフォーコロナ1位 「南向き」 ウィズコロナ1位 「ワークスペースを確保できる間取り」

<ビフォーコロナ>
Q. おうち時間が増加したり、テレワーク・オンライン授業が普及したりするコロナ前(~2020年4月)、人気だった条件・設備【売買物件】を教えてください。(複数回答)

<ウィズコロナ>
Q. おうち時間が増加したり、テレワーク・オンライン授業が普及したりしたコロナ以降(2020年4月~)、人気になった・注目された条件・設備【売買物件】を教えてください。(複数回答)

■ウィズコロナ時代の物件購入時には、「ワークスペースを確保できる間取り・広さ」が最重要ポイントに

新型コロナウイルス感染拡大(2020年4月)前後に売買物件で人気の条件・設備を聞いたところ、ビフォーコロナ1位が「南向き」だったのに対し、ウィズコロナ1位が「ワークスペースを確保できる間取り」だった。

「ワークスペースを確保できる間取り」は2020年4月前後で10位から1位に大幅ランクアップしている。不動産会社からは、「テレワークが増えたため、書斎のように使用できる部屋を希望するお客さまが増えています」「間取りは途中で変更できないため、重視するお客さまが多いです」というコメントが多数あった。

2位は、ビフォーコロナでは「リビングが広い」、ウィズコロナでは「ワークスペースを確保できる広さ」と、それぞれ広さに関する項目がランクインした。間取り同様、物件を購入する際には広さも重要なポイントとなるようだ。

3位は、ビフォーコロナで「スーパーやコンビニなど周辺施設が整っている」、ウィズコロナで「宅配ボックス」だった。不動産会社からは「宅配ボックスがあると配達員との対面を避けられるため、コロナ禍で需要が高まりました」「分譲マンションなどでは宅配ボックスはあって当然の設備になりつつあると思います」という声が上がった。

<不動産会社に聞いた!ウィズコロナ時代に不動産業界や住まい探しの状況はどのように変わる?>・オンラインで、部屋探しから退去までできるようになると思います。(東京都)
・オンライン内見もしくは360°画像を見てもらうのが当たり前となってくると思います。(大阪府)
・現在オンラインでの重要事項説明が行われていますが、今後も店舗での取引だけではなく、お客さまの都合に合わせた取引ができるようになると思います。現在もオンラインで契約・決済をスムーズにできています。(京都府)
・オンライン内見が増えてくるかと思いますが、物件の雰囲気・街の空気感など実際に現地に足を運ばなければ感じることができないこともあり、内見が完全になくなることはないと思います。(大阪府)
・今まで以上に事前に下調べをして来店されるお客さまが増えると思います。(宮城県)
・在宅時間が長くなってくると思われるので、ワーキングスペースがある物件など生活と仕事を分けることができる間取りの物件を探すお客さまが増えると予想しています。(神奈川県)
・都心部から郊外への転居が今後も増加すると思われます。出勤頻度低下に伴い、休憩がてら周辺の海や公園へ行く方々が増加するのではないでしょうか。(神奈川県)

<調査概要>
調査対象:全国のアットホーム加盟店 1,227店
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2021年9月2日(木)~9月9日(木)

出典元:アットホーム株式会社
https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/

構成/こじへい

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