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老舗の海苔屋さんが販売する海苔や茶柱のアクセサリーが面白い!

2022.01.15

■茂木雅世のお茶でchill out!

ドライフラワーを使ったアクセサリーや小物は良く目にするが、本物のお茶や海苔を閉じ込めたアクセサリーというと、ちょっと珍しいかもしれない。

千葉県船橋市にある昭和27年創業の老舗海苔屋「船福」

その店内の一角で、船福で実際に販売されているお茶や海苔を活かしたアクセサリーが販売されている。

お茶が使われているものにめっぽう目がない私は、実物を見たい気持ちを抑えられず、先日、船福を訪れた。

海苔がメインで販売されているものの、店頭にはたくさんのお茶も並んでいる。

そして、お店の中央では、アクセサリーがきれいに飾られていた。

初めて目にした時、まず驚いたのが、上品な色合いだ。

“本物の海苔やお茶が入っている”と言われなければ、パッと見た感じでは気が付かないものの、どこかあたたかみのある雰囲気をまとっていて、不思議な魅力がある。

イヤリングやマスクチャームなど種類も多く、とても迷ったが、茶柱入りのキーホルダーとお茶をセットで購入。

良く見ると、湯飲みの中に小さなお茶の葉が見えてとてもかわいい。

この、海苔好きお茶好きにはたまらないアクセサリーを手作りで作っているのは、船福の社長、篠田貢一さんの妻、奈都子さん。通称、“のりやのよめこ”さんだ。

SNSを覗くと海苔やお茶を使った素敵な作品の数々がアップされている。

作り始めたきっかけは、子供達とのプラバン遊びだったそう。

おにぎりを作ってみたらとてもかわいく出来上がったので、湯飲みや海苔のパッケージなどにも挑戦していくうちに、作品が増えていったという。

「遊びの延長で作り始めた」と語る奈都子さんだが、粉茶を混ぜ込むことで、お茶の色味の“ゆらぎ”を表現するなど、こだわりも感じられる。

本物の海苔やお茶を使用しているため、時間が経つにつれて、色の変化を楽しむことが出来るというのも普通のアクセサリーとは少し違う推しポイントだ。

船福の歴史は、大正10年、現在の社長である貢一さんのひいおじいさんが漁師をしていたことから始まる。

お店では、地元でとれる千葉県産の海苔だけを取り扱っているという。

海苔と言えば有明産のものが有名だが、千葉県でとれる海苔には、東京湾という環境がつくりだす素晴らしい味と香りがあり、長年のファンも多い。

しかし他の産地に比べて、収穫量がとても少ないため、全国的にはあまり出回らないのだそう。

ちなみに船福の看板商品でもある「船福三番瀬」という海苔を使ったおにぎりをお店ではワンコイン(100円)で販売しているが、毎日大人気ですぐに売り切れになってしまうのだとか。

“船福を訪れるお客さんに少しでも笑顔になって貰えたらという想いと海苔屋に一歩足を踏み入れるきっかけになれたらという想いから作品をお店で販売することにした”と語る奈都子さん。

私自身も今回、アクセサリーをきっかけに千葉県産の貴重な海苔のことを初めて知った。

今度は、海苔を買いにお店に足を運びたいと思う。

“かわいい”から始まる海苔やお茶との出会いも、良いものだ。

船福 https://2729.jp/

茂木雅世 もき まさよ

煎茶道 東阿部流師範・ラジオDJ
2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまう活動を開始。現在ではお茶にまつわるモノ・コトの発信、企画を中心にお茶“漬け”の毎日を過ごしている。お茶×音楽ユニットYuge〻のメンバーとしても活動中。
趣味は暮らしの中に取り入れやすいサステナブルアイテムを探求することとバスケ観戦。
Instagram:https://www.instagram.com/moki98per/
Twitter:https://twitter.com/ocharock

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