フォルクスワーゲンが、2021年6月より導入した新型『Golf』に新たなパワートレインとしてディーゼルエンジン「TDI」を搭載した新型「Golf TDI」を2022年1月7日(金)より発売する。グレードは4グレード展開。
今回新たに追加するディーゼルエンジンは、最新のテクノロジーとなるツインドージング(デュアルAdBlue噴射)システムを採用し、窒素酸化物(NOx)の排出量を抑制しつつ、従来よりも最大トルクを強化した最新世代のエンジンとなる。
ツインドージングシステムとは、直列に配置した2つのSCR触媒コンバーターから「AdBlue」を注入することで、窒素酸化物(NOx)の排出量がを大幅に削減。最新の排気ガス浄化システムの採用に加え、各種の最適化を図ったことでNoxの排出量が先代モデルと比較して最大80%削減される。
また従来のTDIエンジンよりも低い回転数から最大トルク・最高出力を発揮するため、レスポンスが大幅に向上すると共に、燃料消費率は20.0km/ℓ(WLTCモード)を達成している。
TDI Active Advance
TDI Style
TDI R-Line
グレードならびに装備において、マイルドハイブリッドモデル“eTSI”同様に同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”やデジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”といった新型Golfならではの先進装備をエントリーグレードのActive Basicから標準装備とする他、走行モードの切り替えが可能なドライビングプロファイルやシートヒーターなどの快適装備も全グレード標準としている。
また、新型「Golf TDI」には、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”やヘッドアップディスプレイ、Volkswagen純正インフォテイメントシステム”Discover Pro“といった通常オプション設定の装備を標準設定とした“Active Advance”というグレードを初設定。
その他、上質なトリムや電動パノラマスライディングルーフなどのオプションが選択可能な“Style”やエクステリアをスポーティーな仕様にした“R-Line”といった、4つのグレードから好みのグレードを選ぶことができる。
さらに、6月の新型Golf導入時からお客様から要望を寄せられていた18インチアルミホイールをR-Line用のオプションとして、合わせて6月に導入したGolf eTSI R-Lineにも追加設定した。
【Golf TDI 主要諸元】
*電動パノラマスライディングルーフ装着車の場合は、車両重量が1,480kgになります。
**TDI R-Lineのみ18インチアルミホイール(225/40R18)のオプション設定が可能です。
【全国希望小売価格(税込)】
新型「Golf TDI」:4グレード展開
・TDI Active Basic 2.0 TDI (110kW)/7DSG ¥3,444,000
・TDI Active Advance 2.0 TDI (110kW)/7DSG ¥3,989,000
・TDI Style 2.0 TDI (110kW)/7DSG ¥4,038,000
・TDI R-Line 2.0 TDI (110kW)/7DSG ¥4,088,000
関連情報:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golf.html
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)