「東京タワー」といえば言わずと知れた東京の電波塔だが、現在は新たな電波塔として「東京スカイツリー」がある。
今回日本トレンドリサーチは、全国の男女750名ずつ、計1,500名を対象に「東京タワーと東京スカイツリー」についてアンケートを実施した。
あなたはどっち派?東京タワーVS東京スカイツリー
まずは、“東京のシンボル”“東京を代表する塔”だと思うのはどちらかについて聞いた。
67.9%と約7割の方が「東京タワー」のほうが“東京のシンボル”“東京を代表する塔”だと思うと回答した。
「東京タワー」は1958年の12月23日に日本の東京都港区芝公園に建てられてから、60年以上も“東京のシンボル”としてあり続けてきた。
「東京タワー」という名称は愛称で、正式名称は「日本電波塔」だ。高さは333mで、建設当時エッフェル塔を抜いて世界一の高さの建造物となった。
2013年5月31日の9時に、電波塔としてのほとんどの業務が「東京スカイツリー」に引き継がれた。現在は、主に東京スカイツリーがトラブルにより送信できなくなった場合の予備電波塔として位置づけられているが、一部のFMラジオ局の電波は東京タワーを利用して発信されている。
一方、32.1%の方は「東京スカイツリー」と回答した。「東京スカイツリー」は2012年2月29日に東京都墨田区押上に建てられた634mの電波塔。
世界で一番高い塔として知られているが、人口の建造物としてもドバイのブルジュハリーファに次ぐ世界第2位となっている。
現在、メインの電波塔としての役割のほか、雷や雲、温室効果ガスの観測施設としても稼働している。この回答を地域別に集計したところ、以下のような結果になった。
「東北」「中部」にお住いの方は4割以上が「東京スカイツリー」を選んでいた。特に「東北」の方は46.2%が「東京スカイツリー」のほうが“東京のシンボル”だと思うと回答していた。
しかし、どの地域でもやはり「東京タワー」のほうが「東京スカイツリー」よりも“東京を代表する塔”だと感じている方が多いようだ。
特に「九州・沖縄」は76.0%、「北海道」も73.2%と7割以上の方が「東京タワー」と回答していた。
“行きたい塔”は約6割の方が「東京スカイツリー」と回答
続いて、それぞれに行ったことがあるかについて聞いた。
44.1%と「東京タワー」だけに行ったことがあるという方が多いようだ。また、「どちらも行ったことがある」方も34.1%いた。続いて、どちらの塔に行きたいと思うか聞いた。
59.7%と「東京スカイツリー」に行きたいと思っている方が多いようだ。
マスコットキャラクター対決!「ソラカラちゃん」のほうが好きという方が62.7%
最後に、それぞれのマスコットキャラクターについて、どちらが好きか聞いた。
東京スカイツリーのマスコットキャラクター「ソラカラちゃん」が62.7%で、多くの方から人気を集めた。
「ソラカラちゃん」は東京スカイツリーに「空から」舞い降りてきた、星の形の髪形をした女の子。
首におじいちゃんにもらった望遠鏡を下げていて、ステキな発見や嬉しいことがあると、あたまの星がキラキラキラと光るようだ。
ちなみに、東京スカイツリーのマスコットキャラクターには、おしゃれ好きのペンギン「テッペンペン」と下町の文化にくわしいおじいさん犬の「スコブルブル」というサブキャラクターもいる。
「電波塔に関するアンケート」調査概要
調査期間:2021年12月16日~12月21日
集計対象人数:1,500名(男女各750名)
調査対象者:男女
https://trend-research.jp/11284/
構成/ino.