冬本番に入り、ウインタースポーツシーズンが到来した。来年2月には北京冬季五輪が開催されるため、例年以上にこの季節ならではの競技が盛り上がりを見せそうだ。
そんなウインタースポーツや、フィギュアスケートに関する意識調査がこのほど、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、日本全国の男女を対象にして実施された。
どんな種類のウインタースポーツをする?1位は「スキー」
ウインタースポーツをするかどうか、またウインタースポーツをするという人に、どんな種類のスポーツをするか聞いた。今年のことだけではなく、昨年以前のことも含めて聞いている。
「ウインタースポーツはしない」と回答した人は半数を超え全体で6割弱となり、なんらかのウインタースポーツをする人は全体で約4割という結果に。
年代別では、「ウインタースポーツはしない」と回答した人は、年代が上がるほど割合が高くなり、また女性のほうが「ウインタースポーツはしない」と回答した人の割合が高くなっていた。
一方、ウインタースポーツをする人に、どんな種類のスポーツをするのか聞いてみたところ、全体TOPは「スキー」で約25%。2位は「スノーボード」、3位は「スケート」が1割台で続く。
年代別にみると、「スキー」は30代以外の年代でTOP。特に10代・50代では3割超で他の年代よりも高い割合となっている。
「スケート」は他の年代と比べて10代の割合が高くなっており、特に10~20代女性の割合が高く、10代女性は3割弱となった。
「スノーボード」は30代でTOP。20代と40代でも2割台で1位のスキーとの差はそこまで大きくはない傾向。特に20~30代男性で高い割合だった。男女別にみると、「スキー」「スノーボード」は男性の割合が高く、「スケート」は女性の割合が高い傾向がみられた。
フィギュアスケートの魅力は?
今回は「スケートの日」にちなんで、フィギュアスケートを観戦する人がどのくらいいるのか、またその魅力について聞いた。
まず、フィギュアスケートを観戦することがあるかを聞いたところ、「フィギュアスケートは観戦しない/知らない」と回答した人は全体で3割強。男女別にみると女性よりも男性のほうが、観戦しない/知らない人の割合が高いようだ。全体の7割弱はフィギュアスケートを観戦しており、男性よりも女性、特に50代女性で高い傾向にあった。
次に、フィギュアスケートの魅力について聞いた。全体TOP3は「ジャンプやステップなどのテクニック」「演技力/表現力」「優雅さや華麗さ」で、いずれも3割超だった。4位以降は「振りつけ」「音楽」「選手の衣装」といった演技を彩る理由が続く。 また、「感動をもらえるところ」「選手の成長や努力がみえるところ、「手に汗にぎるドキドキ感」などの理由もランクインした。
男女別にみると、TOP3は男女ともに同じ理由がランクインしているが、順位が異なっている。女性は、演技力や優雅さなどが上位になり、僅差だが次にテクニックという順位に。一方、男性はテクニックがTOPで、演技力や優雅さが続く。
女性は、5位に「選手の衣装」、10位に「選手の髪型やメイク」など、優雅さや華麗さを感じる要因になっていそうなものが多くランクインしている。また、女性は各項目を回答した人の割合が男性と比べて高くなっており、さまざまな魅力を感じている様子がうかがえる。
年代別にみると、「選手の衣装」「選手の髪型やメイク」は10代女性でやや高い傾向がみられた。50代女性では、「選手の成長や努力がみえるところ」の割合も高い傾向となった。
<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期: 2021年11月11日~2021年11月13日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
出典元:LINEリサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
構成/こじへい