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タイか?マレーシアか?無印良品のレトルトカレー、ココナッツクリームテイスト対決

2022.01.01

我が家のローリングストック、無印良品レトルトカレー在庫一掃計画は大掃除の合間の食事として消費は順調です。

ウチに居ながらにして楽しめる異国情緒のカレー旅。今回は、タイとマレーシアのちょっとひと癖ありそうな3品をチョイス。

どれもココナッツクリームと魅惑のスパイスで奥深き味を探求している模様だ。さて、そのお味はいかに。

辛さはほどほどに、風味とコクで勝負の個性派ぞろい

本日の3品は、マレーシアの煮込み料理『素材を生かしたカレー ビーフルンダン』690円と『素材を生かしたカレー マサレマ』450円、そしてタイカレーの『素材を生かしたカレー マッサマン』350円。

湯煎にかけて器に盛れば、期待通りのエキゾチックな色味に食欲増進。ココナッツやピーナッツの独特な香りは、予想よりも抑えられていて年齢問わず食べやすそう。ただし、アレルギーの方はくれぐれもご注意を。

・初のハラル認証取得、『素材を生かしたカレー ビーフルンダン』

国内在住のムスリムの方や訪日観光客を見据えて、無印良品カレーでは初めての「ハラル認証」を取得しているのが特徴だ。

しかも690円と高価格、ほかの商品と比べて倍近いと思うと期待は高まます。

ルンダンは牛肉などをココナッツミルクと香辛料で長時間煮込んだ肉料理のことで、コクのある甘さと香りが特長だ。

器に持ってからしばらくして表面の油分が目立ち始めたが、結構コッテリ系なのだろうか・・・?

意外にも酸味が効いていて、重そうな見た目よりあっさりした味わい。塊肉もゴロゴロっと入っていて満足度も高い。ビーフのコクと旨味が味わえて、これは食べ応えがある一皿。

・ピーナッツ濃厚、『素材を生かしたカレー マッサマン』

封を開けた瞬間に漂うピーナッツの芳醇な香り、これはひと癖ありそうだ。一口味わうと鶏肉の旨み溢れるタイカレー。

ピーナッツの甘い香りに一瞬ひるんだものの、一口二口と味わうたびにそれほど気にならなくなった。鼻が慣れたか? 辛そうなルーの色味だが、ココナッツミルクの甘さと相まってとてもマイルド。

シナモンやナツメグなどのスパイス類もいい仕事している。ピーナッツが苦手でなければぜひお試しを。

ゴロンとしたジャガイモと鶏肉の具がコクのあるルーと相性良し。

・あっさり好みなら、『素材を生かしたカレー マサレマ』

こちらもビーフルンダンと同じくマレーシアの煮込み料理。ココナッツクリームと鶏肉を組み合わせ、生姜とレモングラスでさわやかな香りを。

3品中、もっともクリーミーな印象だったが、それはそれはあっさりとしてクセのない味わい。

ホロホロっと崩れる柔らかチキンにニンジンの食感がほどよいアクセント。

トルティーヤとの組み合わせがおすすめです

ココナッツやピーナッツといった、ひと癖ありそうなカレーには、白メシよりもトルティーヤだろと決め込んでみました。

市販のトルティーヤをフライパンでちょっと温めればふっくらと。3品とも個性があるので、味わいは単調にならない。

特にココナッツ強めのマッサマンは、トウモロコシ粉の甘味感じるトルティーヤと相性抜群です。

『素材を生かしたカレー ビーフルンダン』の具はズバ抜けて存在感あり。

ピーナッツの濃厚な味わいがお好みなら『素材を生かしたカレー マッサマン』、コクを味わいつつアッサリ系がお好きなら『素材を生かしたカレー マサレマ』がおすすめ。

タイとマレーシアを代表するカレー、どれもおいしくいただきました。というわけでココナッツクリーム頂上決戦はドローとさせてください。

<第3回>は、「“青唐辛子”と“3種の唐辛子”、シビれる旨さはどっちだ?」編(予定)

■関連情報はこちら
無印良品 素材を生かしたカレー

文/堀田成敏(エヌエイチプラス)

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