Bluetoothイヤホンといえば、アップルの「AirPods Pro」やソニーの「WF-1000XM4」など、「カナル型」と呼ばれる、耳の穴をふさぐ形状のモデルが多くあるのですが、耳を圧迫する影響で疲れが出やすく、不満に思っている人もいるかもしれません。
そんな人たちにおすすめなのが、「インナーイヤー型(オープン型)」と呼ばれるタイプのイヤホン。カナル型と違い、耳の穴に“被せて”使うような製品なので、圧迫感が少なく、長時間使用していても疲れにくいのが特徴。今回は、インナーイヤー型Bluetoothイヤホンのおすすめ製品を5つ紹介していきます。
アップル純正のインナーイヤー型Bluetoothイヤホン【アップル/AirPods(第3世代)】
iPhoneを使用している人にはお馴染みの「AirPods」シリーズ。2021年10月26日には、最新モデルとなるインナーイヤー型Bluetoothイヤホン「AirPods(第3世代)」が発売されました。Apple Storeでの販売価格は2万3800円です。
「AirPods Pro」シリーズと違い、ノイズキャンセリング機能には対応していませんが、第3世代となったAirPodsでは、動画や音楽を立体的に楽しむことができる「空間オーディオ」に対応しています。
また、通話中の風のノイズを最小限に抑えるため、左右のイヤーバッドに内蔵したマイクを、アコースティックメッシュで覆いました。本体はイヤホン単体で最大6時間、ケース併用で最大30時間のバッテリー性能があり、質量は片耳4.28gと軽量なので、長時間の利用にもおすすめの製品です。
インナーイヤー型ながらノイズキャンセリング機能搭載のBluetoothイヤホン【HUAWEI/HUAWEI FreeBuds Lipstick】
“高級リップ”のようなラグジュアリーなケースと、目を引く赤いイヤホンのデザインを採用した「HUAWEI FreeBuds Lipstick」もおすすめのインナーイヤー型Bluetoothイヤホン。HUAWEI Storeでの販売価格は2万1780円です。
インナーイヤー型のイヤホンは、耳の穴を完全に塞がない仕組みになっているので、カナル型と比較して音楽への没入感などに弱点があるのですが、本製品はアクティブノイズキャンセリング機能に対応することで、周囲のノイズを低減。インナーイヤー型の開放感と掛け合わせることで、これまでと一味違うリスニング体験が楽しめます。
本体はわずか4.1gと軽量なのもポイント。女性が持つ小物としてもおしゃれなデザインになっているので、プレゼントにもおすすめの製品です。
【参照】HUAWEI/HUAWEI FreeBuds Lipstick
安定した接続性と手軽な価格が魅力のインナーイヤー型Bluetoothイヤホン【Nokia/Nokia E3101】
本体質量が片耳わずか3.4g、Amazonでの販売価格は5280円(2021年12月上旬時点)と、安価で使い勝手の良いインナーイヤー型のBluetoothイヤホンが、Nokiaの「Nokia E3101」です。
Nokiaというと、携帯電話や通信事業のイメージが強く、イヤホンを販売していることを知らない人もいたかもしれませんが、これまで通信事業で培った技術を活かし、安定した接続性に期待ができるのも事実。本製品は比較的安価ながら、「Bluetooth 5.1」に対応しているのもポイントでしょう。
また、内部には13mmの振動板が搭載されており、パワフルな低音も特徴。コスパの高いインナーイヤー型のBluetoothイヤホンを探しているという人は、ぜひ確認してみてください。
高級感漂う老舗オーディオブランドのインナーイヤー型Bluetoothイヤホン【Marshall/MINOR III】
1951年の創業から70年周年を迎える老舗オーディオメーカー「完実電気」内のブランド「Marshall」の「MINOR III」もおすすめのインナーイヤー型Bluetoothイヤホン。公式ストアでの販売価格は1万6980円となっています。
老舗オーディオブランドらしく、イヤホン本体やケースのデザイン性/高級感も魅力の1つですが、カスタムチューニングされた12mmドライバーで再生するクリアなサウンドがやはりポイント。
イヤホン単体での連続再生時間は約5時間、ケースを併用すれば約25時間の再生が可能。イヤホンは片耳約4gと軽量で、IPX4の防水性能を有しています。
“そら豆”みたいなデザインは意外な装着感!? おすすめのインナーイヤー型Bluetoothイヤホン【Galaxy/Galaxy Buds Live】
最後に紹介するのが、人気スマートフォンメーカーのインナーイヤー型Bluetoothイヤホン「Galaxy Buds Live」。Amazonでの販売価格は1万5800円(2021年12月上旬時点)となっています。
本製品は、一般的なインナーイヤー型Bluetoothイヤホンとはまた違う、“そら豆”のような独特なデザインを採用しています。本体はかなりコンパクトなサイズ感で、すっぽりと耳に収まるように設計されているため、長時間の使用にもおすすめです。
また、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているため、ノイズの多い屋外でも音楽に没頭できるのが魅力。12mmの内蔵スピーカーはオーディオブランド「AKG」のサウンドテクノロジーを備えており、深みのある重低音が魅力の製品です。
※データは2021年12月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦