有名タレントを起用したり、コミカルな演出を施したり、食欲をそそるシーンを挿入したりと、あの手この手で視聴者へ訴求するお菓子のテレビCM。今年も様々なCMが流れていたが、とりわけ多くの人に注目されたお菓子の企業やブランドは何だったのだろうか?
家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビの「視られている量」を測るTVISION INSIGHTSはこのほど、2020年10月1日から2021年9月30日の1年間に放映されたテレビCMから、TVISION独自の指標「アテンション含有率」でのお菓子カテゴリーのランキングを集計した。
※アテンション含有率:視聴者のうちの、テレビ画面注視者の割合を表す。
【お菓子カテゴリー企業別】テレビCM アテンション含有率ランキング
26社中個人全体、女性ランキングともに1~3位は同じで、1位は『江崎グリコ』、2位は『ヤマザキビスケット』、3位は『ブルボン』だった。個人全体と女性でランキングが5つ以上違ったのは、『湖池屋』、『よつ葉乳業』、『カルビー』、『ダノンジャパン』、『不二家』、『たらみ』だった。
【お菓子カテゴリーブランド別】テレビCM アテンション含有率ランキング
ブランド別でも、1~3位は個人全体、女性ともに同じランキングとなった。1位は『森永乳業(森永乳業)』、2位は『キャラパキ(バンダイ)』、3位は『チョコレート効果(明治)』だった。1位の森永乳業は、かがやく”笑顔”をテーマにしたアニメCMだった。ある特定商品の訴求ではなく、企業メッセージを伝えるCMだった。
出典元:TVISION INSIGHTS株式会社
https://tvisioninsights.co.jp/
構成/こじへい