肌はもちろん髪の毛先までケアできる！パナソニックの「スチーマー ナノケア」で乾燥対策をやってみた

「ナノイー」搭載により肌だけではなく、髪もケア

気象庁が発表した年末年始の2週間予報によれば、クリスマス前後は冬型の気圧配置が強まり、26日頃からは、さらに強い寒気が流れ込むという。そのため、雪の少ない地域でも積雪や路面凍結への注意が必要、とアナウンスしている。

そんな寒波に対しては、普段以上に防寒対策や体調管理の徹底が求められるが、肌に対するケアも十分に行っておきたい。というのも、寒さによって皮膚の血管が収縮。血液循環が悪くなり、肌に必要な栄養が行き渡りにくくなってしまうからだ。

さらに角質層もその影響を受けて肌が乾燥しやすくなる、と言われている。

というわけで今回は、そんな乾燥対策に最適なパナソニックのスチーマー ナノケア　2Wayタイプ　 EH-SA6Cを取り上げてみたい。

このEH-SA6Cは11月に発売されたばかりの最新モデルで、「ナノイー」搭載により肌だけではなく、髪もケアできるという注目の製品。今回もDIME編集部員・ヒロの体験を通じて、その詳細をお伝えする。

それでは、最初にEH-SA6Cの主要な機能と特徴からチェックしてみよう。

パナソニック　スチーマー ナノケア　2Wayタイプ　 EH-SA6C

本体サイズ／高さ180×幅125×奥行き200mm、約1.2kg
スチーム・ミストの種類／ナノサイズの温スチーム
スチーム発生量／約6mL/分（吹出口1個）
給水タンク容量／約95mL
スチーム発生時間／約12分（タンク満水時）
ナノイー発生時間／約8時間
ナノイー発生音／約26dB

EH-SA6Cはスチームと「ナノイー」（※）で、肌も毛先もうるおいケアを実現する新型スチーマーだ。

その特徴として、まずナノサイズの温スチームで、肌にたっぷりうるおい補給。さらにナノイーとの2wayエステにより、肌も毛先も、寝ている間も、この一台でケアが行なえるようになった。

5つの香りから選べるアロマタブレットの使用にも対応している。

※「ナノイー」は空気中の水分を超微細化した水分たっぷりのイオン。一般的なマイナスイオンの約1,000倍（体積比）の水分に包まれている。「ナノイー」は目には見えません。「ナノイー」モードでは、スチームは出ません。

これが本体操作部。 EH-SA6Cには前述したようにスチームモード、毛先ケアモード、「ナノイー」モードの3つのモードが搭載されており、右下の「切替」ボタンで選択。モードを選んだら、10秒以内にスタート／ストップボタンを3秒間押すとスタートする。

スチームモードはデイリーケアはもちろん、マスク生活で発生しがちな「乾燥・かさつき」などの悩みから肌を守る約12分間のスチームのみのモード。

毛先ケアモードは髪にもうるおいを与え、艶やかな毛先に仕上げるモード。約4分間のスチームと約2分間の「ナノイー」＋送風というハイブリッドモードだ。

「ナノイー」モードは約8時間作動するモード。就寝時に枕元に置けば、うるおいのあるキメの整った肌、ツヤ感のある毛先に導く。在宅ワーク中に使うのもおすすめ。

スチームモード、毛先ケアモード使用時には給水タンクをセット。使うモードの表示ラインに合わせて精製水、または水道水を入れる。

「ナノイー」の吹き出し口。ルーバーの角度は上下に調整が可能。就寝時に使用する時は、吹き出し口を顔の高さに合わせる。顔の位置からは約50cm離すこと。

ちなみに「ナノイー」は空気中の水分を集めて発生させるため、給水タンクへの水の補給は不要だ。

アロマホルダーに専用アロマタブレット（別売）をセットした様子。100％天然精油の専用アロマタブレットは真正ラベンダー、ベルガモット、ゼラニウム、ティートゥリー、イランイランの5タイプが用意されている。1個で約15回分（12分使用時）。メーカー希望小売価格は各2,750円（各4個入り）。

スチームモードで寝落ち寸前までリラックス！

それではスチームモードから体験してみよう。モデル役はDIME編集室の若手編集部員・ヒロが務める。

本体前面の操作部でモードを選択、続いて給水タンクには、今回はスチームモードということで〝FULL〟の表示まで注水。本体は机やテーブルなど堅牢で、平らな場所に置くこと。その際、エアコンなどの風の影響を受けないことも確認しておきたい。

スチームモードは約12分、スチームを発生させるモード。顔は本体のフタ先端より20cm離す。スチームを顔全体にあてたい時は、アゴの上あたりにスチームをあてるようにする。

ヒロ　顔全体が次第に温まってきて、寒さと乾燥で固くなっていた皮膚がふっくらしたような印象があります。しかも体験中は、うっかり寝落ちしてしまいそうなぐらいにリラックスできました！

続いてはスチーム約4分＋「ナノイー」約2分の毛先ケアモードだ。これもスチームモードと同じく、操作パネルでモードを選択して給水タンクに注水して準備は完了。ただし、水を入れる位置がタンクの〝毛先ケア〟表示までとなるので注意したい。

約4分のスチームの時は、手で髪を揺らしながら、毛先全体にスチームをあてていく。その際、毛先がフタの先端から20cm以上離すこと。また髪を揺らす際など、手にスチームがあたらないように注意。

スチーム終了後は、約2分の「ナノイー」がスタート。こちらは毛先を「ナノイー」吹き出し口から約15cmまで近づけることがポイント。その際、髪を揺らしながら、毛先全体に「ナノイー」があたるようにする。「ナノイー」開始は操作部の「ナノイー」・毛先ケアランプの点灯でも確認できる。

フタを閉じると運転が停止するため、スチーム終了後もフタが開けたままにしておくこと。

ヒロ　乾燥してパサついていた毛先がしっとりして、指どおりも滑らかになったようです。これ1台で肌と髪がケアできるので、プレゼンや取引先との打ち合わせなど、大切な日のためにも使いたいですね。

「ナノイー」モードは本体への水分補給は不要で、約8時間駆動するモード。うるおいのあるキメの整った肌やツヤ感のある髪が期待できる。

ヒロ　ベッドサイドに置けば〝寝ながらエステ〟感覚で使えますし、在宅勤務中も肌や髪をケアしてくれるわけですから、EH-SA6Cの登場によってホームケアの概念が変わりそうですね。

関連情報
https://panasonic.jp/face/products/steamer/EH-SA6C.html

撮影／末安善之