最大通信速度1201Mbps(5GHz)、574Mbps(2.4GHz)のWi-Fi 6対応
TP-Linkは、法人向けSDNソリューション「Omada」に対応する壁面埋め込み型Wi-Fi 6アクセスポイント「EAP615-Wall」の国内向け販売を開始した。また、天井取り付け型Wi-Fi 6アクセスポイント「EAP620 HD」も近く発売される予定だ。
販売想定価格は「EAP615-Wall」が18,900円、「EAP620 HD」は23,900円。
左/EAP615-Wall、右/EAP620 HD
「EAP615-Wall」と「EAP620 HD」は、最大通信速度1201Mbps(5GHz)、574Mbps(2.4GHz)のWi-Fi 6テクノロジー対応アクセスポイントだ。ビジネスネットワーク向けクラウドソリューション「Omada SDN Solution」に対応しており、対応コントローラー等と組み合わせることで、クラウドや専用アプリからの一括管理が可能になる。
「EAP615-Wall」「EAP620 HD」の特徴
Wi-Fi 6テクノロジー対応アクセスポイント
Wi-Fi 6テクノロジー対応のデュアルバンドWi-Fiが、最大1,775Mbpsの速度を実現する。OFDMAとMU-MIMO対応によって、混雑した状況下における接続可能台数がWi-Fi 5 (802.11ac)よりも4倍に向上。さらに、バンドステアリングやロードバランス等ネットワーク効率高める様々な機能も搭載しており、多くの人々が集まるホテルや学校でも活用できる。
また、ゲストへWi-Fiを共有するのに役立つゲストネットワークは、権限のある人だけが接続を許可されるCaptive portalに、SMSやFacebook認証をプラスすることで利用者の手間がさらに簡素化されるため、さらなるビジネスの発展や利便性向上が期待できる。
シームレスローミング
802.11k/vに対応しているため、端末が複数のWi-Fiアクセスポイント間を移動したとしても、自動で最適な接続先へ切り替える。部屋を移してWeb会議を開いたり、歩きながらIP電話を使用したりしても、途切れることなく通信を維持することが可能だ。
PoE対応で電気工事不要、設置も簡単
802.3af/802.3at PoE(Power over Ethernet)に対応し、PoE対応のスイッチから給電可能なため、各設置場所に追加の電源や配線工事が不要。取り付けも容易にできるので、無駄な時間やコストを抑えながら導入が可能だ。
ビジネスネットワーキング向けクラウドソリューション「Omada SDN Solution」で一括管理
両製品をOmada対応のVPNルーター、PoEスイッチ、コントローラー等と併せてOmada SDNプラットフォームに統合すれば、1つの管理画面から全てを操作できる拡張性の高いネットワークを構築できる。
さらに、クラウド型サービスによくある月額費用を必要としないため、コストを抑えながら手軽に包括的なネットワークが完成する。
「EAP615-Wall」の特徴
4つのギガビットポート
4つのギガビットポート(アップリンク×1 + ダウンリンク×3)のうち、ダウンリンクポートの1つはPoEパススルーに対応しているため、VoIP電話のような有線デバイスを追加電源なしで給電・通信させることができる。
「EAP620 HD」の特徴
接続可能台数は300台
全方位式アンテナを内蔵しており、より広範囲をカバーすることができる。さらに、1024-QAMやOFDMA、MU-MIMOにも対応し、混雑した状況でも多数の端末接続可能。最大300台まで接続できるため、大人数が同時に大容量のデータ通信を行うオフィス、宿泊施設、教育現場等でもスムーズなオンライン体験をサポートする。
関連情報
https://www.tp-link.com/jp/business-networking/wall-plate-ap/eap615-wall/v1/
https://www.tp-link.com/jp/business-networking/ceiling-mount-ap/eap620-hd/v2/
構成/清水眞希