おみくじが豊富なおすすめのスポット3選
毎年おみくじを引くのを、楽しみの一つにしている人もいるのではないでしょうか?豊富なおみくじが用意されているスポットを紹介します。
貴船神社(京都市)
『貴船神社』は、万物の命の源である『水の神様』をまつっており、全国に約2000社以上ある水神の総本宮です。創建された年代は不明ですが、666年に社殿造替の記録が残っている歴史ある神社で、縁結びのご利益があるといわれています。
また、本宮付近には、『ご神水』である貴船山の湧き水があふれ出ています。ご神水に引いたおみくじを浮かべると、文字が浮かんでくる『水占みくじ』が人気です。
さらに、『絵馬』の発祥地としても有名となっています。本宮に続く参道には灯篭が並んでおり、見た目の美しさも見どころの一つです。
布忍神社(大阪府松原市)
『布忍神社(ぬのせじんじゃ)』は、古くから病気平癒や厄よけのご利益があるといわれてきました。交通安全や商売繁盛の神様としてもあがめられています。
1999年に誕生した『イチハラヒロコ恋みくじ』が有名で、多くの人が足を運んでいます。吉凶ではなく、短いメッセージが書かれており、受け取り方によりさまざまな解釈ができるのが特徴です。
『わたしに落ち度はありません』や『人は見かけ』など、インパクトのあるメッセージが書かれていることや、現代美術作家であるイチハラヒロコの作品であることも人気の理由でしょう。
西宮神社(兵庫県西宮市)
『西宮神社』は福の神として崇敬され、『えべっさん』の名で親しまれる『えびす様』をまつっている神社の総本社です。
大阪湾の沖で漁師が見つけたご神像をまつったのが、始まりといわれています。鎮座の年代は不明ですが、平安時代後期の文献にはすでに記載があることから、古い歴史があることが分かります。
西宮神社では、陶器でできた鯛(タイ)の人形を選ぶ『鯛みくじ』が人気です。コロンとしたフォルムでかわいらしいことや、大吉の上をいく『大福』が加えられたことも、多くの人が『鯛みくじ』を求めて足を運ぶ理由でしょう。
お賽銭の基本知識
参拝するときに、なぜお賽銭を入れるのでしょうか?意味とともに、正しい金額についても紹介します。
お賽銭の意味とは?
お賽銭は、『神仏様へのお供え物』です。かつては、米などの農作物・海の幸・山の幸・お酒などが供えられていました。
日本では古くから、無病息災や五穀豊穣などを感謝したり、願ったりするときにお供えをする風習があります。初詣のときにお賽銭を入れることも、同様にお供えの意味があるのです。
時代とともにお金をお供えするようになり、そして現在のようにお賽銭箱に直接お金を入れるスタイルに変化したのです。また、お供えすることは、はらいの意味もあるとされています。
お賽銭の正しい金額
お賽銭には、正しいとされる決まった金額はないため、自分の気持ちに見合った金額を入れましょう。ただし、『10円』は『遠縁』と読めるため、縁起がよくないといわれています。
逆に縁起がよいとされるのは、『5円(ご縁)』『11円(いい縁)』『20円(二重に縁)』『25円(二重にご縁)』などです。また、『5円』や『50円』は穴が開いており、『運が通る』とされ、縁起が良いといわれています。
お札を入れるときは、神仏様へのお供え物なので、できれば新札にしましょう。
構成/編集部