ネオクラシックカーと呼ばれる車種も一定の人気を獲得
旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車に興味のある135人を対象に、旧車のメーカーと車種の印象についてアンケートを実施。回答結果をグラフ化して公開した。
調査の概要
・調査対象:旧車に興味のある男女135名
・調査期間:2021年12月13日〜2021年12月15日
・調査内容:
Q1.旧車といえばどのメーカーの印象が最も強いですか?※2010年式以前の車を旧車と定義
Q2.旧車といえばどの車種を思い浮かべますか?※2010年式以前の車を旧車と定義
Q3.旧車の中で最も好きなボディタイプはなんですか?※2010年式以前の車を旧車と定義
Q1.旧車といえばどのメーカーの印象が最も強いですか?
※2010年式以前の車を旧車と定義
1位 日産 61票
2位 トヨタ 21票
3位 ポルシェ 6票
3位 ホンダ 6票
5位 ダットサン 5票
5位 メルセデス・ベンツ 5票
7位 プリンス 4票
※上位7位までを掲載
旧車といえばどのメーカーの印象が強いかという質問で最も多くの回答を集めたのは「日産」で61票となり、2位の「トヨタ」21票を大きく離す結果となった。日産はスカイラインGT-Rなど大人気車種があるが、それだけではなく数多くの車種が長い間愛されていることがわかる。またトヨタが2位に入っていることから、全世界で人気を獲得している最大手メーカーは、旧車というジャンルにおいても一定数のファンを獲得していることが推察できる結果となった。
輸入車では「ポルシェ」と「メルセデス・ベンツ」がランクインしており、911やEクラスなど長年愛されている車種を持つ2つのメーカーは、日本においても旧車の印象が強いようだ。
Q2.旧車といえばどの車種を思い浮かべますか?
※2010年式以前の車を旧車と定義
1位 スカイライン 20票
1位 ハコスカ 20票
3位 スカイラインGT-R 13票
4位 トヨタ2000GT 8票
5位 フェアレディZ 6票
6位 911 4票
6位 セリカ 4票
※上位6位までを掲載
旧車といえばどの車種を思い浮かべるかという質問では、「スカイライン」と「ハコスカ」と回答したユーザーが最も多く同票で1位という結果に。3位には「スカイラインGT-R」がランクインしており、旧車の印象が強いメーカーで1位だった日産の車種が上位を占める結果となった。
その次に続いたのは「トヨタ2000GT」で8票となったが、その次は日産の「フェアレディZ」となり、旧車の領域ではどれだけ日産の車種の人気が高いかということがわかる。
輸入車メーカーの車種で唯一ランクインしたのはポルシェの「911」で4票という結果になりました。このことから、旧車というジャンルにおいては国産車のイメージがかなり強いことが読み取れる。
Q3.旧車の中で最も好きなボディタイプはなんですか?
※2010年式以前の車を旧車と定義
1位 クーペ 45.9%
2位 セダン 30.4%
3位 オープン 11.1%
4位 SUV 3.0%
4位 ステーションワゴン 3.0%
6位 コンパクトカー 1.5%
6位 ミニバン 1.5%
6位 スポーツカー 1.5%
その他 2.2%
旧車の中で最も好きなボディタイプに関する質問では、「クーペ」という回答が最も多くの回答を獲得。45.9%という結果になった。Q2の質問でも思い浮かぶ車種としてクーペの車種が多かったように、好きなボディタイプもクーペが多いようだ。
2位に続いたのは「セダン」の30.4%。現代の日本ではセダンの販売台数は減ってきている傾向にあるが、旧車と呼ばれる車種においては人気が高いことがわかる。
関連情報
https://www.qsha-oh.com/
https://www.currentmotor.co.jp/
構成/清水眞希