【無印良品の素材を生かしたカレーで口福なひととき2021-2022】<第1回> チキンカレー編
世界中であれやこれやと様々なニュースが飛び交った2021年もあとわずか。ここはひとつ、新たな年に向けてこの勢いを逃さぬよう、身近なところで何かに取り組みたい。
そこで思いついたのが、ステイホーム中に我が家のパントリーに陣取ったローリングストック用の無印良品レトルトカレー在庫一掃計画。
今なら賞味期限を気にすることなく、年末年始の心穏やかな時期においしくいただきます!
〝チキンカレー〟なら、どれ選んでもほぼ一緒でしょ?
湯煎して温めるだけで、本格的な味わいが手軽に楽しめる無印良品のレトルトカレー。オンラインショップでは容量違い含め全44種がラインアップしており(2021年12月現在)、いざという時には心強く、料理をする気力がない時でも口福を届けてくれるニクいやつなのである。
今回は、クセがなく万人に愛される定番チキン三兄弟をパントリーからピックアップ。
写真左から『糖質10g以下のカレー チキンとトマトのカレー』、『素材を生かしたカレー バターチキン』、『素材を生かしたカレー スパイシーチキン』。辛さの度合いがひと目でわかるパッケージがありがたい。各350円
パッケージからも色味の違いが伝わってくるが、封を開ければそれぞれに香りも色も異なる。チキンカレーと一括りにできないところが奥深い。
・2009年からのロングセラー、『素材を生かしたカレー バターチキン』
これ、これ。無印良品のカレーで初めて食した思い出の一品。発売は2009年のことで、現在発売中のものは5代目にあたる。初代『レトルト バターチキンカレー』が復刻されて発売されているのも、人気者の証(2021年12月現在)。
3種類のトマトを使って酸味と甘みを引き立て、バターの風味と相まってこれぞMUJIのバターチキン。
小粒ながらしっとりしたチキン。バターのおかげでより柔らかな印象で食べやすい。あっさりなカレーがお好みなら、ちょっと濃いかも。食間にピクルスを挟むとよろし。
・香りからして辛いです、『素材を生かしたカレー スパイシーチキン』
熱を加えることで香りたつスパイスならではのアプローチ。これはもう封を開けた瞬間の香りからして辛いやつです。辛さレベルは激辛の一歩手前、香りの正体はガラムマサラ。
バターチキンの優しさには見いだせなかった、ブラックペッパー&赤唐辛子の圧倒的パンチ力。少し時間が経っただけでも浮かび上がるオイルが辛さを助長する。
ホロホロの柔らかチキン。濃ゆいルーと一緒にこれは絶対に白メシに合うやつですね。
・カレーのスープ!? 『糖質10g以下のカレー チキンとトマトのカレー』
糖質制限はできるビジネスパーソンの嗜み、とお考えの方におすすめしたい一皿。ブロッコリーやトマトなどの野菜を使って糖質を抑え、ソテーしたオニオンやココナッツミルクで旨みをプラス。3品中、色味が最も薄い。
思っていたよりもチキンがゴロゴロ! 糖質10g以下なんて言われながらも得した気分。口に運んだ瞬間のあっさり風味、これはサラッとしたカレースープに近いかも。
いろんなチキンカレーが味わえる、それも無印良品レトルトカレーの魅力
今回食した『糖質10g以下のカレー チキンとトマトのカレー』、『素材を生かしたカレー バターチキン』、『素材を生かしたカレー スパイシーチキン』。
お店で食べるチキンカレーがそれぞれに個性あるように、無印良品のレトルトカレーも実に振れ幅が大きく、実際に食べてみないと味の違いはわからない。
第1回目ということで、ちょっと気取ってロールパンに副菜ピクルスを合わせてみたものの、これは失敗。カレーの濃ゆい面々にロールパンでは太刀打ちできず。
糖質制限の文字に惑わされながらも、結局、カレーは白メシとの相性が抜群でした。
<第2回>は、タイvsマレーシア、ココナッツクリーム頂上決戦! 」の巻(予定)
■関連情報はこちら
無印良品 素材を生かしたカレー
文/堀田成敏(エヌエイチプラス)