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会社や仕事関係の忘年会、新年会に参加予定の人は2割、昨年度から微増

2021.12.16

12月と1月は、忘・新年会のシーズン。昨年と比べて新型コロナの新規感染者数が減少傾向にある今年、人々はこの年末年始の飲みにケーションとどのように向き合っているのだろうか?

「ホットペッパーグルメ外食総研」はこのほど、今年度の忘年会・新年会についての消費者アンケートを実施した。結果から見えてきたコロナ禍での忘・新年会の動向を紹介する。

今年度の忘・新年会への参加回数は昨年度より増加見込みの人が22.1%

今年度(2021年12月~2022年1月)の忘・新年会への参加回数の見込みは、首都圏・関西圏・東海圏の3圏域計で「昨年と変わらない」との回答が76.8%、「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」の“増加派”は計22.1%(前年同調査では2.0%)、「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」の“減少派”は計1.1%(前年同調査では49.1%)で、増加派が減少派を大きく上回った。

性年代別でみると、増加派は20代女性(27.0%)、次いで20代男性(26.9%)が多い。昨年度のコロナ禍以降初めての忘・新年会シーズンでは、参加実績が忘年会で平均0.21回、新年会で平均0.11回と少なかったが、今年度は昨年度に比べるとやや持ち直す予想になっている。

※増加・計:「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」のいずれかを回答した人を集計。
※減少・計:「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」のいずれかを回答した人を集計。

外食での開催も回復傾向か

今年度の忘・新年会への参加回数見込みについて、外食で行う場合とオンライン開催で行う場合の参加方法別に集計した。「外食」では、「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」の“増加派”は計19.9%、「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」の“減少派”は計1.0%と、増加派が減少派を大きく上回った。回復する忘・新年会需要の中心は「外食」であることが予想されそうだ。

一方、「オンライン開催」についても増加派が減少派の数値を上回っており、コロナ禍で始まったオンラインという参加方法が一定程度定着していると言えそうだ。


※増加・計:「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」のいずれかを回答した人を集計。
※減少・計:「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」のいずれかを回答した人を集計。


※今回(2021年度)調査で聴取。
参加した:「2020年12月上旬」~「2021年1月下旬」のいずれかで1回以上と回答した人を集計。
参加していない:「2020年12月上旬」~「2021年1月下旬」で0回と回答した人を集計。


※今回(2021年度)調査で聴取。
※「平均参加回数」は、上下0.1%の範囲のデータを無効回答として集計している。

忘・新年会予算(1回当たり)の想定は4,268円(前年比+34円)と増加も低水準にとどまる

忘・新年会の予算について、昨年度実際に使った金額と今年度の想定予算(想定額)を聞いた。想定予算では、1回当たり「5,000円~6,000円未満」(32.1%)が最も多く「3,000円~4,000円未満」(24.2%)と併せて2つの山がある例年通りのグラフの形となっている。

コロナ禍で迎えた昨年度の忘・新年会では、想定予算(平均4,234円)、実際の参加費(平均4,242円)ともに2012年の調査開始以来の最低額となったが、今年度の想定予算(平均4,268円)は昨年度に比べると34円上回った。

今年度の想定予算はコロナ禍となり厳しかった昨年度に比べると、回復傾向にはあるものの、過去10回の調査の中では7番目の低い額であり、2012~2013年と2013~2014年は消費税が5%だった時代であることを考えると、いまだ低水準であると言える。本格的な回復にはまだ時間を要すると思われる。


※「1回1人当たり想定額」および「想定額」の平均は、該当年度の調査で聴取したもの。
※「1回1人当たり参加費」および「参加費」の平均は、翌年度の調査で結果を聴取したもの。
※平均は「0円(自分では払わない)」を除いて集計。想定額は「自分で払ってもいい額」として聞いている。参加費は「自分で払っていなくても会にかかった1人当たりの金額」を聞いている。
※各費用の上下0.1%の範囲のデータを無効回答として集計している。

「会社・仕事関係」の忘・新年会の予定は22.4%。昨年度から微増にとどまる

今年度、参加する機会がありそうな忘・新年会の相手を聞いた。「趣味・サークル関係」以外の相手との忘・新年会は、参加する機会がありそうとの回答の割合が前年度から微増している。

最も割合が高かった相手は、昨年度同様「友人・知人関係」(25.0%)であった。コロナ禍前の2019年度には最も割合が高かった「会社・仕事関係」(45.1%)については、今年度も22.4%(前年度20.9%)の微増にとどまった。

「会社・仕事関係」は、2019年度以前が高い割合であったため、実施機会の回復について飲食店の期待が大きいと考えられるが、今年度はまだ回復が限定的になりそうだ。


※「3圏域計・2020年度」は2020年調査、「3圏域計・2019年度」は2019年調査で聴取したもの。

出典元:ホットペッパーグルメ外食総研(株式会社リクルート)
https://www.hotpepper.jp/ggs/

構成/こじへい

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