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デジタルアートが数十億円に!?NFTに破格の価値がつく理由

2022.01.08

なぜNFT化したデジタルコンテンツに巨額の価値がつくのか。また、NFTに企業が注目するのはなぜか。そして、このブームともいうべき状態は2022年も続くのだろうか。それを紐解くには、クリエイターにとってNFTがなぜ有益かを論ずる必要がある。これからのクリエイター経済がどう変わっていくのか検証してみよう。

コピーし放題だったデジタルアートに75億円もの値がついた!?

デジタルアート

 コピーし放題であり、それゆえ価値がつきにくかったはずのデジタルデータが今、〝一点モノ〟の価値があるとして高値取引されるケースが増えている。2021年3月には、海外のデジタルアート作品に約75億円もの値がついた(上図)。これまでは〝リアルのモノ〟でしかできなかったことをデジタルデータでも可能にした立役者が、NFTだ。その機能は一言でいうと「デジタル権利証」。ブロックチェーンが持つ「改ざんされにくい」と「いつ、誰が取引したかの履歴が残る(トレーサビリティー)」という特徴を利用することで、コピーし放題だったデジタルの世界で絵画や動画といった創作物の「所有権」を証明できるようになった。誰もが知るような有名企業が、この〝一点モノのデジタルデータ〟を利用した新規サービスを続々開始しつつある。それに伴い市場は急拡大を続けている。NFTは資本主義経済を大きく変えるのか、今後の動向に注目だ。

なぜNFTに投資マネーが集まるのか?

 デジタルコンテンツに、新たな価値を生むNFTに注目したクリエイターが、続々と自身の作品をNFT化している。さらに、一攫千金を狙う投資家がデジタル作品の〝青田買い〟をしたことが重なって、前述のようなアート作品の高騰が起きた。ブームの波に乗り遅れまいと考えた人たちが次々と投資やコンテンツの出品をし始め、NFT市場が急速に拡大している。大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」では、2021年1月の流通額は800万米ドル(約9億円)だが、同年8月には33億米ドル(約3650億円)と400倍に急成長。今もなお成長を続けている。

NFTの資産性がクリエイターのビジネスを変える?

 NFTによってデジタルコンテンツの所有権を証明できるのは、データの改ざんをできなくするブロックチェーンのメリットを活用しているからだ。さらにNFTには「スマートコントラクト」という機能が備わっている(詳しくはP.7)。このスマートコントラクトこそ、クリエイターたちの経済環境をガラリと変えてくれた真骨頂であるといえる。

 理由を解説すると、クリエイターたちが作る作品は契約の仕方が多岐にわたるとはいえ、〝1枚いくら〟で買い取りされる場合が多い。買い取った人がさらに転売したところで、クリエイターには手数料やロイヤリティー収入は発生しない。しかし、NFTでは転売時におけるクリエイターへの手数料率を設定でき、転売されればされるほどクリエイターに収益が発生する。これにより作品が、手数料を生み出す〝資産〟として機能するようになる。またNFT用のコンテンツは、一般的なイラスト制作アプリで作れる。NFT制作用に特別なアプリを使う必要はない。それを裏付けるかのように、小学校3年生のNFTアーティスト「Zombie Zoo Keeper」氏が作った作品が、NFTマーケットプレイスで売れている。夏休みの自由研究で制作したドット絵のイラストを自ら販売し利益を得たのだ。

●Zombie Zoo Keeper氏が販売しているNFT作品

Zombie Zoo Keeper氏が販売しているNFT作品

『iPad』で使えるドット絵制作ツールで描いた作品をNFT化して販売した。有名DJがTwitterのアイコンにしたことで人気が出始めた。

2022年のトレンドに!?クリエイターでなくてもNFT作品を作れる!

 人工知能(AI)を使って、デジタルイラストが自動で大量生産できるとしたら、生みの苦しみを味わうことなくNFTコンテンツを生産できる。イラストが描けない人でも、NFTアーティストとして活躍できるようになるわけだ。デジタルコンテンツ制作のような、クリエイティブな作業はAIには不向きだと思われがちだが、実はAIを使ってイラストを自動制作する仕組みは、すでに実用化されており、NFTマーケットプレイスで、AIが描いたNFTの販売が始まっている。

「ジェネレーティブアートNFT」と呼ばれる代物で、アルゴリズムを使って画像を合成するAIエンジンを使用し、イラストを大量生産する。すなわち自動で様々なイラストが制作できるようになるため、手作業でイラストを描く以外にアーティストになる道が開けてきた。すでにジェネレーティブアートNFTが1日に10億円以上も取引されている事例もある。

 マーケットプレイス中では、AIが描いた作品であると明記して販売しているものもあれば、その表記がない場合もある。ネット上の意見を見ていると、やはりAIが作ったNFTよりも、人間が描き下ろしたNFTを買いたいという声が多いようだ。

●一見すると無作為に描いた図形のように見えるが……

一見すると無作為に描いた図形のように見えるが……

様々な色や見た目を持ったNFTが作れる。適当に落書きしたかのように見えてしまうが、人間が美しいと感じるようにAIが出力している。

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取材・文/編集部

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