1986年に創刊したビジネストレンドマガジン「DIME」の恒例企画「2021 第34回 小学館DIMEトレンド大賞」がついに決定しました!
その年を象徴するヒット商品や話題を集めたサービス、人物や団体、これからブレークがう予想されるモノ、コト、ヒトなどを表彰するこの賞も、今年で34回目を迎えます。トレンドをキャッチアップし続けてきた「DIME」が選んだ、今年を代表するヒット商品に選ばれたのは果たして!?
雑誌「DIME」、WEB「@DIME」やSNSで3万1618票の読者投票をもとに、編集部員、そして最終選考委員4名(小山薫堂氏、ヒャダイン氏、宇賀なつみ氏、安田典人DIME編集室長)により選ばれたヒット商品をまとめて発表。昨年に続き、今年もYouTubeでその詳細を配信中です。ぜひ、ご覧ください。
配信は終了しました
DIMEトレンド大賞2021【話題の人物賞】2022年も大役が目白押し「菅田将暉」
すだまさき/1993年2月21日、大阪府生まれ。2009年『仮面ライダーW』でデビュー。第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞などのアワードを受賞し若手実力派俳優として多方面で活躍。2017年には音楽活動も開始。『さよならエレジー』『虹』など数々のヒット曲をもつ。
月9初主演は新感覚のミステリー
『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ)
大人気コミックをドラマ化。役作りのために自ら地毛で巨大なアフロヘアに変身し、言葉だけでストーリーを展開させていく難役に挑んでいる。
悲劇の天才軍略家役で盛り上げる
2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)
2022年1月9日にスタートする三谷幸喜さん脚本の大河ドラマで、源頼朝の弟で悲劇の天才武将といわれる源義経役として出演する。
心に染み入る極上のバラード
『ラストシーン』
『日本沈没―希望のひと―』主題歌。作詞・作曲は『さよならエレジー』『虹』を手がけた石崎ひゅーいさんが担当する。
多彩な役柄をこなす才能がクリエイターを刺激する
見る者を引き寄せる群を抜く演技力と存在感で、現代を代表する若手演技派俳優となった菅田将暉。2021年は『花束みたいな恋をした』『キネマの神様』など4本の映画作品で主演を務め、2022年も、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、月9初主演となる『ミステリと言う勿れ』が決定している。
「2018年公開、『あゝ、荒野』で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、圧倒的な演技力とともに天性の勘の良さも感じさせる俳優ですね。仕事量もすごいと思いますが、どの作品を見ても役へののめり込み方に驚かされます。映画『海月姫』に出演した際は14㎏も減量し女装男子役を見事に演じきっていました。しかもどんな役でも力みなく、自然に演じ分けられる稀有な俳優だと思います」と、芸能ジャーナリストの石田伸也さんは俳優としての魅力を分析する。
俳優業とならび、音楽活動も絶好調で、『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)の主題歌となった『ラストシーン』もヒット中だ。
「時代をリードするミュージシャンやクリエイターたちに〝一緒にやってみたい〟〝才能を引き出したい〟と思わせる、感性や未知数の可能性が備わっているのだと思います。これは俳優業でも同じで、いろいろな役を演じさせたいという制作側の思いが、作品数に反映しているのではないでしょうか。もちろん、結果を出してくれる存在であるからこそです。加えて、これだけ多忙でも消耗感がなく楽しんでやっていることも、幅広い世代の共感を生んでいると思います」(石田さん)
多くのクリエイターに求められ、活躍の場がさらに広がるに違いない。
©田村由美/小学館 ©フジテレビ ©NHK
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取材・文/安藤政弘