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実は外来語だった!?難読漢字「莫大小」は何と読む?

2021.12.13

当て字を使って漢字表記された外来語のなかには、読むのが難しい単語も多く存在する。「莫大小」もそんな外来語に由来する難読漢字の一つだ。莫大小は、普段我々が身に着けている衣類や小物類に使われる布地の一種を表している。漢字が得意でなくとも、アパレルや繊維業界で働いている方や、手芸を趣味としている方であれば読み方を知っているかもしれない。

本記事では「莫大小」の読み方や意味、語源を解説する。併せて紹介する莫大小素材の持つ特徴についても、ぜひこの機会に理解を深めておこう。

「莫大小」は何と読む?意味は?

はじめに莫大小の読み方や意味、語源について解説する。時代による意味の変遷にも注目しながら読み進めてほしい。

莫大小の読み方と意味

莫大小の読み方は「メリヤス」。漢字では「目利安」と表記されることもある。莫大小は1950年代まで、機械で編まれたニット生地や、ニット生地で作られた肌着・靴下などの製品を指す言葉として広義的に使用されていた。

しかし、その後は編物で作られた衣料品について「ニット」や「ジャージー」など、英語に由来する個別の名称も使われるようになったことから、現代では主に「メリヤス編み」と呼ばれる糸の編み方を指す言葉として用いられるようになった。

莫大小の語源は?

莫大小の語源は、靴下を指すスペイン語の「medias(メディアス)」、またはポルトガル語の「meias(メイヤス)」とされている。15世紀頃に欧州から日本へ靴下が伝来した際に、これらの言葉が訛(なま)った形の「メリヤス」という名称が広まっていったという。江戸時代には「女利安」、「目利安」、「莫大小」とさまざまな漢字が当てられていたが、現在はカタカナで「メリヤス」と表記するのが一般的となり、漢字で書く時には「莫大小」が使用されるケースが多い。

メリヤス編みとは?

先述の通り、莫大小は現在「メリヤス編み」で編まれた編物を指す言葉として使用されることが多い。では、そもそもメリヤス編みとはどのような編み方なのだろうか。メリヤス編みで作られた製品の特徴も併せて見ていこう。

メリヤス編みは編み物の基本

メリヤス編みは、「天竺編み」や「平編み」とも呼ばれ、編み物の世界においては棒針編みの基本の編み方としてよく知られている。メリヤス編みは、ループ状にした糸に次の糸のループを引っ掛ける作業を繰り返して編地を作っていく編み方。棒針編みの場合は、「表編み」と「裏編み」を1段ごとに交互に繰り返すことで編地を作っていく。出来上がった編地は表側と裏側で異なる見え方で、表側は小さなハートマークが並んだような模様にも見える。

メリヤス編みはシンプルな編み方であることから、編み物初心者でも挑戦しやすい。基本のメリヤス編みをマスターすれば、マフラーや帽子、セーターなどさまざまなアイテムを編めるようになるだけでなく、途中で糸の種類を変えれば、編地の変化を楽しんだり模様を作り出したりと、バリエーションを楽しめる奥深い編み方でもある。

メリヤス編みの生地の特徴

メリヤス編みで編まれた生地には、「程よい伸縮性があり、横向きに引っ張ると少し伸びる」「通気性がよくサラっとした質感」「吸水性・耐水性に優れている」などの特徴がある。そのため、メリヤス編みは肌着や靴下の他にも、綿素材のTシャツや赤ちゃんの洋服、寝具などを製造する際にもよく使われる。

混同しやすいニットとメリヤスの違い

最後に、混同しやすいメリヤスとニットの意味の違いについてチェックしておこう。両者の言葉の定義については曖昧で、さまざまなニュアンスで使用される。前後の文脈に応じて、どのような意味で使われているのか判断するようにしよう。

ニットは生地の種類、メリヤスは編み方を指す

ニットは、1本の糸をループ状に編んで作った編物全般を表す総称。それに対してメリヤスは、ニット地を編んでいく時の編み方(メリヤス編み)を指すことが多い。

ちなみに、「ニット」と聞くと毛糸で編んだセーターやマフラーを想像する方が多いかもしれないが、実は綿の糸をループ状に編んだ布地もニットと定義されるため、Tシャツやジャージーもニットの一種と言える。

アイテムによって呼び方が変わる?

冒頭でも触れた通り、元々メリヤスは伸縮性のある機械編みの編物で作られた肌着や靴下などの製品を表す言葉として使用されていた。現在、肌着や靴下のことをメリヤスと呼ぶ人は少なくなったが、高齢の方から「メリヤス」という単語を聞いた場合、肌着や靴下のことを意味している可能性がある。

また、ニットについては元来、編物全般を指す名称だったが、近年では毛糸を使って編まれたニット地素材のトップスであるセーターのことを「ニット」と呼ぶことも増えている。

もし会話の中で、相手が特定のアイテムのことを「メリヤス」や「ニット」と呼んでいるようであれば、メリヤスは肌着や靴下、ニットはセーターを意味していると推測できる。

文/oki

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